2000年7月15日 【国会議員懇談会  無党派とは】

 本日自民党岡山県連主催の国会議員と県議会議員との懇談会が、ありました。 平沼通産大臣を除く、岡山県選出の自民党全国会議員とほぼ全自民党県議が、一同に会して意見交換・懇親会を行いました。いわゆるSPもついていました。
 もっとも、私たち1期の若手組は、入り口のそばで、橋本元総理は遥か遠く彼方に見えました。多分橋本先生は私のことはご存知ないでしょう。ともかく地方議員と国会議員の圧倒的な「格の違い」を感じました。

 各選挙区とも議員によって、国会議員との関係とか、出馬の仕方もまちまちです。ひとりひとりに戦いのドラマがあります。そうはいうものの、向こうの偉い方から順にこちらまで眺めてくると、不思議な職業人の集まりだなぁ、なんなんだろうなぁ、僕なんでここにいるんだろうなぁ、と思うのでした。
 なぜか1年以上経っても、違和感がいつまでも消えないのです。

 懇談会の関心は言うまでもなく今回の選挙のことで、特に比例の中国ブロックの扱いについて意見が多く出ました。(候補も来ておられましたが末席でした。が、次の選挙で温かく迎えられるだろう、とのことです。)
 加えて、いわゆる無党派層対策について問題になりました。今後の選挙は、ともかく従来とすっかり変わっていくだろう、という認識は一致しました。
 でも、選挙、選挙。議員は、政策でなく、選挙でつながってるのかしらん?

 個人的には、無党派層対策を真剣に考えたことがありませんし、無党派って誰のこと?と、思っています。そこには、生身の人間がおられるだけです。翻って考えますに、私は自民党員ですが、どうも無党派の気すらします。多分このメールを受け取られる多くの方が、無党派ではないですか?政党に関心がおありですか?今回の選挙はどうでしたか?
 結局、人のつながりが、トップダウンか、ネットワークかの違いだと思うんですが、我こそは無党派だと言う方ご意見下さい。
 また、佐藤真治は、何派でしょう。 こういう集いに出席する度に、自分が何者かわからなくなります。是非分類して下さい。
 佐藤真治って、自分でやってても、なんかどっか怪しいですねぇ。

 もちろん私は、保守系ですし、選挙でお世話になった方々のことも忘れてはおりませんし、当選させて頂いた「力」もわかっているつもりですし、心から感謝致しております。しかし、世紀末に立つ地方議員として、なにかどんどん政治は変わっていくんじゃないのかな、という気がしています。
 私の存在自体が、こんなのが出てくるのが、ある面で時代の変わり目なんだろうな、と感じています。政治も自民党もどんどん変わっていくんだと思います。あるいは、変えていかなくてはいけません。

 失礼を百も承知で書けば、若いもんには、おもしろい時代になりました。

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