2000年4月19日 【選挙とは】

 実は、この時期は、議会も閉会(年間4回、2・6・9・12月)しており、5月2日まで、委員会(6常任委員会と6特別委員会 があり、私は、それぞれ生活保健福祉委員会と決算特別委員会に所属しています。)もありません。案外暇かというと実はそうでもなく、各種会合出席、陳情処理、事務作業とやらなくてはいけないことがあまりに多く、事務員もいないため、さっぱりワヤなことになったりします。頂く歳費も右から左にふっとび、時には情けなくすらなります。何を隠そうめげそうになり、爆発する時もあるのです。
 県議になって、岡山県がますます好きになったのは、そこに暮らす人の息吹を政治を通して感じられるからです。また、岡山市を相対的に見るチャンスにもなります。結局は、全て人間関係であり、苦しむのも、助けられるのも、なにもかも人のツナガリだと、つくづく思います。
答えは、いつもひとつです。人間万歳!人間なんて、ララララ〜。
 この人間関係が、はじけるのが選挙です。あらゆる悲喜劇、感動が、選挙には詰まっていますが、ここにきて市外に応援に行くことも多くなりました。時には勝手に、しがらみで、なんとなく、意気に感じて、と理由は様々ですが、必ずそこには、ドラマが、あります。笠岡、倉敷・・・と激戦が、続きます。時に何のために人間関係を衝させねばならんのか、わからなくなることも多いのですが、大切なことは票を投じてくれなかった方、あるいは、選挙にすら行かなかった方をどれだけ思えるか、だと思います。選挙は間違いなく必ず誰かを傷つけます。
 壇上から、身も知らぬ方達の顔を見ながら、きっとどこかで、誰かが、傷つくのだろうなぁとぼんやり考えています。おそらく誰も悪くないのに・・・・。なんで、世の中を良くしようとして 自分や誰かが傷つくのだろう。少し割り切れません。

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