2010年10月6日(水)
【『スタートライン〜新しい風』】

 今朝は朝一で、JR岡山駅西口で、自民党県連遊説局の街頭演説。弁士は県議3人。
 今朝の朝日新聞朝刊には、一面を使って、馬場俊英の新曲=『私を必要としてくれる人がいます』の広告。拓郎風で、特に、メガヒットを望んでいるわけでもないのが、ババラー?ですが、新聞を開いて、元気になりました。ライブまで、あと1ヵ月半!

 午前中には、岡山県森林組合連合会創立70周年記念式典。森林組合系統では全国初となる木材共販事業など、先駆的な取り組みも行いながら、森林の保続培養、森林生産力の増進、森林整備、木材供給等の活動を進めてこられました。
 国も地方も、公共施設に、国産材、県産材の使用をという流れがありますが、森林の整備は、環境問題や防災面にも資する、森林組合の活動をさらに応援してまいります。


 午後には、行財政改革・道州制等特別委員会の県内調査の一部に合流し、情緒障害児短期治療施設・津島児童学院を訪ねました。

 昭和37年に、全国で最初につくられた施設で、平成14年からは、県立民営で、社会福祉法人旭川荘さんが委託運営され、18年には、そのまま指定管理契約を受けられ、しかし、行革の一環で、来年4月からは、公募により、民間社会福祉法人への移譲が、予定されています。

 短期治療を目的といしていますが、退所後、半数は、児童養護施設、知的障害児施設、児童自立支援施設が、退所先になっているのが現実です。7割以上の入所児童が、広汎性発達障害を持ち、被虐待児も、少なくありません。

 ただ、他の施設と違うのは、児童精神科医の医師1人と心理療法士3人が常勤されていて、小学生は、施設内の派遣学級に通級し、さらに、家族再構築を目指して、家族療法的な試みも行われています。

 それにしても、事実上の民営化を目指す中で、やはり、児童相談所の措置について、岡山市が政令指定都市になって、単独の児相を持って、様々に過渡期にあるようではあります。

 はっきり言えるのは、全県的に、措置のあり方は、平準化されないといけませんし、福祉は、決して金儲けではありませんが、逆に行政コスト削減の観点から論じられると不都合もあり、定数が減っていく措置が、経営上支障も来たし、結果として、子ども達のためになるのかどうかは、冷静に見る必要があるということです。


 夕刻に虹を見たのが良かったのでしょう。今日は、保護司として、ささやかに良い事がありました。馬場俊英の『スタートライン〜新しい風』を送りました。
           http://www.youtube.com/watch?v=kpsNmCiDy9Q&feature=related

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