2003年7月15日(火) 【自己採点の行政評価】

 昨日、岡山県政の中期目標である「新世紀おかやま夢づくりプラン」の平成14年度の実績について、各プログラムごとにその達成レベルを5段階に分けて評価した結果が、勝手に発表されました。

 本日が、常任委員会であるのに、昨日、マスコミ発表するという、その感覚が、毎度のことながら議会軽視だと思うのですが、それよりもなによりも、私は、「新世紀おかやま夢づくりプラン」そのものを評価していない、とは、いつも申し上げるところです。

 そもそもが、議会の議決事項でなく、協議事項にすぎなかったのに、金科玉条のように、予算まで優先的につくような扱われ方で、なにより、美辞麗句、ビッグワードの言葉が踊り、今までの計画と整合性もなく、いたずらに、項目を組み替えて、大混乱させているのには、ついていけましぇん。
 したがって、私は、質問の時に、いかに「夢づくりプラン」の言葉を使わないか、苦慮しているような有り様です。また、変わるだろうから。


 さて、達成レベルの評価は、快適生活指標の目標達成率を基本として、重点施策・事業の成果等を加味しながら判断したもので、平均は、3.3とほぼ目標をクリアしたとのことです。ちなみに、農林水産関係は、3.8と優秀ですが、商工関係は、成績だけ言えば、落第点も、とっています。


 そもそも、自己目標の自己評価。数値目標を掲げたこと自体、画期的でありますし、どうあれ、数字の影には、涙ぐましい努力があったものもあると思います。
 また、評価には、モニターの意見も、反映されているということです。

 しかし、特にノルマでもなければ未達成のペナルティーもない、ただ、この結果を踏まえて、9月初めに今後1年間の指針をまた策定するということで、営業マンからすれば、なんじゃそりゃ、と言わざるを得ません。どうも、すっきりしない感じを持っています。

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