2006年6月29日(木) 【恒久平和の平和町にて】

 本当に暑い一日です。戦後61年、岡山大空襲の本日は、岡山市戦没者追悼式。多くの戦争、戦災ご遺族の方々や中学生達と厳粛に、平和宣言を行いました。

 61年前の今日、火の海の中、西川に多くの方々が飛び込み亡くなりましたが、川沿いの桶屋町は、恒久平和を祈って、昭和39年に、平和町と名を変えました。
 今日は、この地の防空壕で、蒸し焼きの状態で亡くなった曾祖母達の命日でもありますが、その時に、亡くなった赤ん坊が生きていれば、どんな人生を歩んだことでしょう。

 謝辞で、77歳の方が、『自分は親に内緒で憧れの予科練に志願し、出征の時に、体の悪い祖父が、戸を半分開けて、「お国のために頑張ってこい」と、涙を浮かべて言ったが、その祖父と今、自分が同じ年になって思うに、二十歳を超えたかわいい孫を絶対に戦争にはやりません。守ります。』と言われました。
 『時代の中でそう言うしかなかった』・・・・そう言うしかないような時代を二度と再び作ってはいけない、それが御霊への真の誠だと思います。恒久平和の平和町にて。

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