2004年6月5日(土) 【暑い一日】 | ||
私は、今日セミの鳴き声を聞きました。出てくる気持ちは分かります。
本日は、午前10時から逢沢外務副大臣の政経セミナー。谷垣禎一財務大臣も講演され、大変に勉強になりました。 大勢の方々で、まさに国の外交の舵取りをされている逢沢代議士への期待で熱気に溢れていました。 昨日から今朝未明の参議院のゴタゴタで、午前中に、加藤先生が戻ることが出来ず、ご母堂(加藤武徳先生の御令室)のご挨拶。選挙とは言え、何十年もの日々、なにかもう頭が下がる感じです。 午後から、「北朝鮮に拉致された日本人を救出するための岡山県民集会」。拉致被害者家族連絡会の横田滋、早紀江ご夫妻が講演されました。 特に、母の思いには、胸を打たれるものがありました。 我が子が、ある日突然いなくなるという事態は想像もつきませんし、したくもないことです。 朝鮮半島分断の歴史を思う時、日本の行う経済制裁が、憎むべき指導者ではなく、罪の無い国民の命を結果として奪うことになるとすれば、人道的な立場からは、仮にカードとして持っていても、むやみに発動できるものではありません。 時には、経済制裁は、国民に、じわじわとミサイルを打ち込むに等しいかもしれません。 あるいは、「圧力」すら、非道なものとして武器にすることができる指導者です。国際社会からすれば、まるで人質を取られているようなものです。 しかし、国民の総力を挙げ、あくまで毅然たる態度で、被害者の奪還を図って頂きたいと思いますし、そのためにも、世論として後押ししていくことがどうしても必要です。 本日の会は、自民党批判(叱咤激励)の要素も強いものでしたが、我々自民党地方議員も大きな関心を持って、できることからやっていきたいと思います。 人権問題であり、国のあり方そのものが問われています。 ところで、ここのところ、イラクや北朝鮮問題に絡んで、「国家とは」的な発言を聞くことが多いですが、「国民の生命・財産を守るのが国家であり・・・・」とか、「国民の生命・財産・安全を守るのが国家であり・・・・」で始まる場合がほとんどです。 私はこの部分をかなり意識して拝聴しています。ビッグワードの定義というのは、非常に重要です。 ちなみに、佐藤真治は、「国民の生命・自由・財産を守るのが国家であり・・・」という表現になります。すなわち、「自由」が入ります。 否、生命や財産は、共産主義国家でも、全体主義国家でも、独裁国家でも一応は守るでしょうから、特に、「自由」というものが、私の中では、かなり大きなウエートを占めています。 もちろん「自由」の質は問題で、「公共の福祉に反しない限り」という縛りはかかりますが、このあたり、是非慎重に聞いて頂くと、様々な議員の考え方の違い、あるいは、考えているかどうかが、わかります。 明日は、自民党青年部・局の「統一街頭行動日」。 午後2時33分に、全国一斉に北朝鮮拉致問題をテーマに、自民党青年部・局が街頭に立ちます。 場所は、ドレミ前ということで、どうかお立ち寄り下さい。 私の持ち時間は、5分ですが、なかなかに話がまとまりません。 さきほどまで○○学区の選対会議。 34時間寝ておられないという加藤紀文参議院議員が、ふらふらの状態で、力を振り絞り熱弁をふるわれました。 | ||
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