2004年4月11日(日) 【人質解放声明】 | ||
24時間以内の人質解放声明があっものの、未だ安全の確認がされていないということで、不安が残ります。
一方で、逢沢副大臣のご活躍の姿が、嬉しかったりもします。 それにしても、国内情勢が見透かされているというのには驚きましたが、しかし、逆に、日本政府ではなく、日本国民に対する信頼があるのだということも認識できました。 いろんな考え方があるとは思いますが、今回の一連の件で、アメリカとのスタンスの違いというものが、国際社会で明確になったとするならば、自衛隊が、将来的に撤収するかしないかに関わらず、今後、日本が、中東において、あるいは、国際社会の安定のために果たすべき役割があるように思えてなりません。 軍事力で捻じ伏せるのではなく、札びらで頬をたたくでなく、ある種の敬意を持って、国際社会において、あの日本国がそう言うのならば、それに従おうではないか、と、時には、同盟国のアメリカを諌めながら、国際社会でリーダーシップを持って動けるのではないか。 世界でアメリカを止められる国は、日本国しかないのかもしれません。あるいは、法治国家である日本国の国内法上の縛りが、国策として、軍事力とは違った意味での有効な国際戦略上の武器になるような気もしてきました。 間違いなく、今、日本は、国際舞台に登場しています。今、決して、ぶれてはいけない時だと思います。 世界で起きる非常識は、世界の非常識でしか納まらないのかもしれません。 いずれにせよ、泥沼というよりも、これは、相当な長期的対応が余儀なくされるのだろうなぁ、と感じます。 | ||
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