2003年12月9日(火) 【一般質問2日目】

 昨日の「寒中見舞い」につき、時期が不適切とのご指摘を頂きました。謹んでお詫びして、訂正させて頂きます。


 本日は、一般質問2日目。配偶者あるいは親戚縁者が議員という新人議員2人が初登壇。個人的には、本当に様々に思うことがありますが、コメントは差し控えます。
 ただ、私は、76才の新人議員が、かなり好きです。


 さて、議会前の早朝に、旭川の県道吉井線の拡幅に絡んで、地域のご要望を伺いに行き、さらに、市役所で、障害者1級手帳を持っておられる方が、国民年金では、3級扱いになり、給付ストップになって困っておられるという、ご相談。

 前者は、受益者は、市民であり当然県民であるのに、市と県の道路行政間の融通のなさが情けない気がしますし、後者は、最終的な責任は国にあるということで、県・市では、どうしようもできないという話。

 市町村合併の議論に関しては、県がとやかく言うべきではない、いや指導力を発揮すべきだ、と、様々な議論がありますが、いずれにせよ、基礎的自治体である市町村に、権限や財源を移すため、矢面に立って県が国と戦うことなくして、抽象的な議論をしていても、もどかしいばかり。
 最後は、国と基礎的自治体です。


 私自身もそうですが、一般質問戦では、地元対策の質問を除けば、それは市議会で聞けや、逆に、国会で聞けや、ここは県議会じゃ。
 そんな抽象論は代表質問ネタだろう、重複するぐらいなら短くすれば良いじゃないか、質問のための質問をせんでくれ、と、お互い本当は思っているのではないかしら。

 県議会らしい議論ってなんだろう?
 一般質問戦は、あと2日。


 一方で、「有事関連法の発動と自衛隊の海外派兵に反対する意見書を求める陳情」は、不採択。一方で、「教育基本法の早期改正を求める意見書」が提出される方向です。
 前者については、「派兵」という言葉自体が、引っかかります。これでは、土俵に上がりません。

 最近忘年会で、自衛隊のOBの方に会うことが多いのですが、諸手を挙げての「派遣」賛成の声は聞きません。

 感情論もさることながら、そもそもが、法的に可能なのか国会で議論して頂きたいところです。

 それよりも何よりも、我々地方議員が、態度を旗色鮮明にしなくて良いのでしょうか?党議拘束がかけられる類の話ではないと思います。

 憲法観、国家観はさることながら、宗教観、死生感、人生観、政治観、全てに関わる問題であり、まさに、市民の生命・自由・財産を守る政治は、貴方にとってなんなのですか?
 政治に関わる意味そのものが問われているのです。

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