2003年8月29日(金) 【誇り高き国に】 | ||
静岡での自由民主党全国青年議員連盟第43回全国大会では、まさに、6ヶ国協議が行われている最中、安倍内閣官房副長官の講演を拝聴することができました。
馬に例えれば、サラブレットのような非常に格好が良い副長官の話をまるで地方競馬の駄馬になったような気分で聞きながら、「国益」ということを考えました。 「外交は、国際交流ではなく、国益を実現する手段である」という前提に立った場合、今までの日本外交は、特に、アジアに対して、「自制・譲歩」であり、その転換期にあるのだ、と言われれば、そうなのだろうな、と思います。 要は、「自立」できていない日本は、アメリカに追随することが、国益に適うからそうしているだけなのだろう、とは思うものの、果たして、非常に分かり易いアメリカ型の自由・民主に代わりうる大義名分をもって、「自立」することができるのかなぁ・・・。 少なくとも、アメリカが、世界の正義だとは、私は思いません。 「世界平和」という言葉が、空念仏になるとすれば、「公正」「徳」「倫理」を日本は言うべきなのでしょう。それを打ち出せる誇り高き国に、我々の力で、日本はならないでしょうか。 | ||
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