2002年2月11日(祝・月) | ||
【早春譜 建国記念日に】 | ||
春は名のみの 風の寒さや 谷のうぐいす 歌は思えど 時にあらずと声も立てず 時にあらずと 声も立てず
氷解け去り 葦は角ぐむ さては時ぞと 思うあやにく 今日も昨日も雪の空 今日も昨日も 雪の空 立春を過ぎて、なお、雪の舞った本日。しかし、この「早春譜」の歌詞のなんと見事なこと! いよいよ明日は、旧正月。つまり、幾つかのアジア諸国では、いわば、今日が、大晦日。この季節感に裏打ちされた新年の迎え方というのは、なんとなく日本人に馴染むものです。 初春と言われて、なるほどなぁ、と思うのは、やはり旧正月です。暦というのはよくできているものです。こういうのが、グローバルスタンダードである必要があるのかなぁ、と私は思います。 日本らしさ、というのは、あるでしょうに。 本日は、ある勉強会に夫婦で出席させて頂き、さらに、雪の舞う中、護国神社にお参りさせて頂きました。そう、今日は、建国記念日です。 由来を辿れば、賛否が出てしまう、日本という国の悲劇です。この日を心から祝うことができない、どういう形であれ、表明できない、あるいは、しない。それで良いのでしょうか? なにも、今日、護国神社で、国を考える必要はないかもしれませんが、では、いつ、どこで、どう、国を考えるのでしょう? 昨日の選択的納税制という発想と、日本という国を思う気持ちが共存するのは、従来のイデオロギーでは括られないでしょうが、私は、無政府主義者でも、極右でもありません。 ただ、日本という国をもっと、思いたい。感じたい。日本に良くあって欲しい。それだけです。 賛否両論の米国の旗。ソルトレークでは、日の丸が、なかなか上がりません。頑張れ!!ニッポン!! 今日は、私達の国の建国記念日でした。 | ||
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