2001年8月24日(金) | ||
【自由民主党全国青年議員連盟】 | ||
本日は、これより、京都での「自由民主党全国青年議員連盟第41回全国大会」に出席するために、上洛します。
京都は、岡山からは、のぞみで1時間。明日の研修会(西部、井尻教授の講演会)は欠席で、総会、懇親会出席のみの日帰りです。 ところで、月会費3000円払っているこの会、なんの会かよく知りません。年に1度総会があるのはわかるのですが、なにより、私は、なにかの役員(副委員長だったような)のはずですが、それすらどうしても思い出せません。 本日、どこの議員が、何人集うのかも、よう知りません。そう言えば、岡山から誰か他に行ったっけ?何歳までだっけ?もう行ってみなけりゃ、わかりません。 ただ、全国から京都くんだりまで来て集うのですから、なにか思いは、皆あるのでしょう。 実は、明日は、中国地方の県議会議員の議員野球大会が、大山の方であると聞いておりますが、私は、なにかと批判のあった議員野球部に属していませんので、不参加です。 ちなみに、岡山県議会で、野球部に属していないのは、野党まで含めて、自民党2人だけです。 9月には、自由民主党中国ブロック県議会議員研修会が、山口であるのです(出席予定)が、多分一番議員が集うのは、議員野球大会後の懇親会だと思います。 懇親の意味は、決して否定はしません。多分一番楽しいでしょう。 ただ、個人的には、研修や議論を伴う会に限って、出席させて頂こうと思います。特に、若手の会が、好ましいです。 おそらく、今日集うメンバーの中から、何人かは、いずれ国政や首長に打って出るはずです。そういった、なにか現状以上の思いのある若い議員しか来ないでしょう。 少し、刺激を受けて来ようと思います。 ちょっくら行って参りやす。 【聖域なき構造改革とはなんなのか?】 ==================================== 本日の自由民主党全国青年議員連盟で、私は、政策審議副会長に、配属されていました。もっとも、いわゆる「青議連」の役員は、北は北海道から、南は、沖縄県まで、全国で77人。本日の役員の出席は、約20人でした。 おそらく1回出席してしまうと役員に固定化されるようです。 私は、辞められた先輩議員から所属するようにご指示頂いたので、わけもわからず会費を払っていたのですが、青議連が、何たるかわかっていませんでした。 しかし、今日わかりました。なぜ、所属せよ、と言われたかも。 要するに、青議連は、自民党の正式な組織である青年局でも青年部でもない、しかし、41回総会を続ける任意団体。ぶっちゃけた話、自民党の地方議員の中で、はねっかえり者の集まりで、中央執行部に意見することを辞さない、それが、青議連です。 もっとも、かなり弱体化していますが。 岡山県議会にも、青議連のメンバーは、実は、幾人もおられたのですが、それぞれに認識が多分ないと思います。 議員が、政治を語ることは、人生を語ること、なんで生きているのか、という根本的な問題です。それが、なぜか、酒やカラオケの懇親で、紛れてしまう。事実や評価はあるけれど、夢がない。 「こころ」も、そうなんかな。夢はないですか? 本日の役員会は、各役員が、小泉政権誕生、あるいは、今回の参議院選挙について、意見を述べる場でした。また、明日は、「日本のあり方」について西部、井尻両教授と意見を戦わせる、硬派な研修です(但し、私は欠席)。 各県の様々な事例が紹介されましたが、小泉人気の危険性、道路特定財源や、地方交付税に関する問題、中央対地方の問題等々、それは、生の声でした。京都市議会や福島県議会で、自民党が割れた話を含めて、自民党はどうあるべきか、地方議員は、どうすべきか、それぞれの思いが、語られました。批判だけでなく、自分はどうするのか、が語られました。 久々に聞く、熱い思い!いいぞ、青議連!! 私も、岡山県議会の総意でもなんでもないが、と前置きし、つられて、やや過激な発言。 ただ、私の中では、一つ疑問があります。小泉内閣の「聖域なき構造改革」は、あらゆるタブーに挑戦する。それは、戦後政治の総決算である。ここまでは納得。 しかし、青議連会長と、直接お話していて、民主党と自民党の決定的な違いは、靖国神社の公式参拝を認めるかどうか、それこそ戦後政治の総決算の象徴だ、というご意見。 私は、それは、必ずしも試金石ではないと思います。 日本の一番のタブーは、内閣総理大臣の靖国神社の公式参拝ではありません。多くは語りませんが、それは、国民統合の象徴たる「天皇陛下」の「靖国神社」「公式」「参拝」と置き換えることで、明らかになります。タブーの本質は、そこだと思います。 そこまで、議論しないと、戦後や、日本を語ることには、本来ならないのです。子ども達に、どんな日本を譲り渡していくのか、まだまだ議論が必要です。 聖域なき構造改革・・・。聖域・・・。 明朝9時30分からの○○学区での県政報告会の準備のため、祇園にも行かず(もっとも、そんなお金はないのですが)帰ってきてしまいましたが、明日の研修は、かなりヒートアップするでしょう。残っていたかった・・・。 ただ、小泉総理の話は、結局は、地方議員には、遥か遠い世界の話。私の目の前にあるのは、あくまで岡山県議会です。国政の動向に関しては、今の私は、語ったところで、なんの影響力もありません。 「抵抗勢力」と言われるのが、オチかもしれません。 懇親会の僅かな時間に、30人近い地方議員と名刺交換しました。同じ時代に議員ですが、それぞれの地域、それぞれの事情、それぞれの自民党、それぞれの政治。皆、そこで、すべきことがあります。 私は、自民党の岡山県議会議員です。しかも、相対的に若い議員です。ふと夢から醒めて、そのことが、改めて大きな責任であることを痛感しました。 | ||
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