2001年8月4日(土) 【江田島】

 本日は、後援会活動とは別に、私が会長をさせて頂いている異業種交流勉強会「太陽の会」の初の日帰り研修旅行ということで、呉と江田島に行って参りました。

 自衛隊の広報活動の一環ということもあり、総勢14名で、この際、思い切り自衛隊のご厚意に甘え、江田島では、海上自衛隊の第一術科学校や、教育参考館などを訪ね、呉では、停泊中の訓練艦「てんりゅう」に乗せて頂きました。


 実は、私は、以前、旧海軍の「生き残り兵」の集まりである「海軍いかり会」の皆様と、江田島を訪ねたことがあります。ご案内の通り、この地には、海軍兵学校があり、現在も第一術科学校、また海上自衛隊のエリートを養成する幹部候補生学校があります。

 言ってみれば、江田島は、海軍、海上自衛隊と脈々と受け継がれる、戦闘する艦艇に乗り込む日本人の魂の聖地と言えるかもしれません。


 そして、教育参考館は、普通の感性を持つ日本人なら、直視できない、あるいは、思わず涙が出る、そんな資料の数々が展示されています。
 神風特攻隊に参加した、若く、そして極めて優秀な若者達の「遺書」。皇国、大君・・・という大義のために、家族や日本の安寧を祈り、両親に感謝しながら、厳かな死に向かう、手紙の数々。

 秩序や倫理といった古き日本が、厳然と存在しています。
 ただ、恥じ入るしかない自分を発見します。


 自衛隊についても、あるいは我々は、知らな過ぎるかもしれません。私自身も理解に努めようとしている段階です。
 ただ、本日、実際に自衛隊の方と接してみて、その人間臭さに、非常に好意を持つに至っています。いろいろおもしろいこともあったのですが、ここには書けません。


 多くは書きませんが、自衛隊に感心のあられる方がおられましたら、ご一報下さい。ご一緒できる行事のご案内をさせて頂きます。

 なお、江田島は、風光明媚でもあり、海上自衛隊施設の一般見学もできますので、是非、教育参考館に、お立ち寄りください。

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