2000年9月21日(木) 【教育議会】 | ||
今朝の山陽新聞で、昨日の私の一般質問は、6月に続いて、NPOの質問で、載っていました。今や、久徳議員(川上郡)は、「陥没議員」と言われていますが、あだなが「NPO議員」なら、最高ですね。
今日で、一般質問が終わりましたが、予想通り、教育長への質問が連発、山陽新聞が、「教育議会」と命名したように、本日も質問者4人全員が教育問題を取り上げました。 ただ、これだけ答弁があっても、これで教育の何が解決したわけでもありません。議会の議論で、現場が本当に変わるのでしょうか??? 注目すべきは、予想通り、議論の焦点が移行して、教科書の採択問題、偏向した歴史教科書問題が、正面から取り上げられたことで、「教育に対する政治の介入」との批判が、野党から出たことです。 もっとも、歴史とは、要するに政治の流れであり、歴史教育と政治は本来切れるものではありません。ただ、17歳の問題と道徳教育はまだしも、17歳の凶悪事件と歴史教育との関係が、政治問題として議論されていくのが、やっぱりそうくるかな、という気が、しないでもありません。 また、外国籍の方への地方参政権の問題は、歴史の話から、直接出てきますし、歴史の話は、教育問題だけでは終わりません。 ところで、「地方」と言えば、地方の公共工事を中止するいわゆる「3党合意」の問題に、地方議員が大打撃を受けると言われる「あっせん利得罪」の議論など、これからの国会での論戦に注目です。地方参政権問題を含め、地方(の保守系議員)から火の手が上がる問題です。 それにしても、市町村より泥臭くなく、かといって国ほど、ダイナミックでもない、高尚なような、宙に浮いたような、理念に終始するような、私には、いまだに謎の県議会です。最後は、やはり、国が、決めるんだな、としみじみ思います。 一方、今日のAMDAの本部移転や、郡部への大学開設の動きですが、背景は分かりませんが、結果だけ見れば、「国際福祉都市」を基本理念とする岡山市の大ダメージの気もします。 あくまで、私は与党、保守系議員ですが、以前からの小学校統廃合問題でも申し上げたように、最近ちょっと岡山市政全般に、疑問を感じることが、多くなってきました。こう書いても、私になんの得もないのですが、そんな悲しい巷の声が、本当に増えた気がします。 とても残念です | ||
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