2009年2月12日(木)
【投げられた ところで起きる 小法師かな】

 黄砂が舞っています。本日は恒例の自民党青年部局の街頭演説。党歴が浅い分、彼には党務としてのメリットが感じられるだろうと、1期の同僚議員と続けていますが、正直なところ、我が党は、考えられる最悪期にあると肌で感じます。

 そういう時期ですから、組織としても、様々な判断において、裏目裏目に出ることもありますし、必ずしも、我と我が身を守って貰えることもないかもしれませんが、難しい局面だからと逃げることなく、真正面から受けていこうと思います。


 本日は、明日の総務委員会に備えて委員長レク。課題が多く、長くなりそうです。


 また、明日には、岡山市の政令指定都市移行に伴う県議会議員の選挙区割りの議論も始まります。多分、政令市という光が差す分、最も影になるところです。

 結論から言えば、北区は、現在、住民票が区内にある県議会議員が配当定数よりも多いため、選挙管理委員会の「クジ引き」によって、いわゆる「貼り付け」を行う流れにあります。

 当面の配置ということで、次回の選挙で出馬する選挙区を拘束するものではありませんが、区域住民の方々からすれば、配置されれば、区の代表として責任を果たすべきであると評価されます。


 個人的な見解を言えば、もちろん、「思い」もないではないですが、銘々の希望を言い合っても、利害関係者同士の話し合いには無理がありますし、組織として仕切るだけの「力」がないこともあり、話し合いは、傷つけ合うだけの時間の浪費と考えています。
 むしろ、組織的な立場における個々の責務を認識せぬままに、対等の者として主張し合えば、組織は壊れてしまいます。

 本来であれば、組織として大局的な見地から考えるべき事も、全てを場当たり的に対応してきた結果ですから、混乱するのも当然です。ただ、誰もが納得できる答を見出せない今となっては、いたずらな混乱を避け、なによりも、配置された地域への責任を全うすべく、粛々と「クジ引き」を行う以外ないでしょう。それが私の結論です。


 こういうときにこそ、人間性が出てくるものです。何か言いたくなりますが、辞めました。

 ジタバタしても始まりません。神様が決めて下されば良いのです。人生で起きるあらゆる事には、必ず意味があります。全ては、神の計らいに、委ねるしかありません。明日生きているかすら自分で分からない旅の途中です。

 神様に委ねたら、どうしようもないので、あとは日々出来ることを頑張るだけです。
 どうあれ、奪い合いではなく、「幸せの総量」を上げるために、政治をやりたい、その基本は揺るがすまい。

 「投げられた ところで起きる 小法師かな」。答は、4月1日。
http://www.youtube.com/watch?v=5EHL6sTr4ec&feature=related


 そして、こういう時こそ、誰かを幸せにして、喜ぶのを見て楽しもう!と、頼まれてもいないおせっかいもするのでした。

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