2008年8月29日(金) 【知事退職金全額返上】

 ラジオ体操は、今日も中止です。取水制限が解けるよう。

 昨夜、マスコミからの質問に「仁義だから言えないです」と申し上げましたが、報道の世界もシビアなのでしょう。今朝の地元紙にも、退職金全額返上の記事が出ています。「佐藤真治総務委員長も再考を求めていた」とあり、そりゃ、私のことか、ほほぉ。

 どうあれ、約4334万円の返上は、評価します。土地付きの一軒家分が飛んだのですから(もともと高額すぎますが。もちろん議員には退職金制度自体がありません。)
 6月議会で最初から打ちだして下されば、様々な問題がかくも揉めなかったように思います。どうせ出すんだったら・・・惜しいなぁ、どこまでも、知事は真面目なのでしょう。
 それでも、具体的に知事が動いた事実は重いです。

 いずれにせよ、議会が、うだうだ言うのも良いですが、もはや、県民の皆様からすれば、同じ穴の狢で、もう聞き苦しいだけ。
 ここからは、議会は議会で何をするかです。まだ、議会として、10%の給与削減案すらも、示せていませんし、倉敷チボリ公園の総括では、議会も総懺悔です。

 さぁ、ここからは、議員定数削減の議論をおっ始めていこうじゃないですか。どうあれ、知事はやったんですから。


 一方で、知事選挙独自候補が立てられず、離党者が出る、他党は他党でたいへんです。

 私は、事情によって党を出るとしても、他党に移って相手陣営から攻撃側に回るというのは理解ができません。いわゆる親殺しですが、ましてや、自分で親を選んだのなら、ただの裏切りです。もちろん、有権者に対しても。
 まぁ、お互いに、よほどのことがあるんだろうな、と思いますが。

 「ねじる」と言いますが、地方議員とて、政治経歴には、裏切りはないに越したことはありません。中から変えられない者が、外からは変えられません。ただのご都合主義者か目立とう精神者として、最後の最後は、寝返るんじゃないか?という不安は、不信です。
 俗に、「筋」ですが、「筋を通す」というのと「信念を通す」というのも、微妙に違い難しいです。

 最後は、愛。全ては、赦しであり慈愛なのです。ただ郵政解散の時に、愛が無くなったのかもしれません。

Copyright (c) 2008 SHINJI SATO Inc. All rights reserved.satoshin.jp