2008年2月24日(日) 【政党の県政干渉】

 また雪が待っています。

 先ほどは、ある町内会の移動新年会のお見送りに、非常に珍しいことに知事も来られていました。来週の日曜日の落書き一斉消去には、知事もお越し頂けるものと思います。


 新聞によれば、暫定税率の問題も絡んで、岡山の民主党津村代表が、2月定例県議会での知事の出馬表明は、時期尚早と発言。これは、知事との会談後に、マスコミに答えたもののようで、実は、知事にとっても、寝耳に水の内容。
 基本的に、まず無礼ですし、発想が、恐ろしいです。これ以上、地方を政争に巻き込まないでくれと、申し上げたく思います。


 そもそも、民主党の県議会議員がいるにもかかわらず、岡山県政、県議会のことについて、国会議員がこのような発言をする権限が、どこにあるのでしょうか?

 これは、中央政党による地方政治への重大な内政干渉以外の何物でもありません。地方分権に対する脅しと言っても、良いものです。己の意にそぐわなければ、こういうやり方をするんだな。

 気にいらなけりゃ、対立候補を立てれば良いじゃないですか。


 選挙への立候補自体は、政党の推薦とは別の次元であり、それを制限するとすれば、立候補の自由、憲法上の問題すら孕んでいます。ですから、多選禁止の法律の制定が揉めているわけです。
 ましてや、議院内閣制ではないのですから、地方の首長は、政党の代表でもなんでもありません。


 少なくとも、我が党は、県連幹事長は県議会議長で、県議会議員です。逢沢県連会長に、国会議員の先生方の参考意見は求めたものの、四役一任とは、県議会内部で、代表質問で知事が出馬するかを聞くかどうかを決めるということです。

 地方の大統領制の二元代表制の下、政党の言う通りに、首長がする理由もなければ、逆もしかりです。ましてや、我が党の意向と沿うかどうかは、出馬そのものの可否とは、なんの関係もありません。

 我が党が、代表質問で、聞こうが聞くまいが、党が推薦しようがしまいが、知事が出馬表明をするのを止める権限など誰にもありません。

 もちろん、まず、間違いなく、代表質問では、問うことになると思います。県民の皆様の重大関心事ですし。



 明日からいよいよ2月定例会が始まります。問題が多いだけに、白熱するでしょう。


 さて、午後からは、火事場から犬を救出した我が分団の操法訓練の応援に行かなくては。風邪を良いことに、失礼しまくっていました。しかし、さみーがな。

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