2007年12月31日(月) 【明日のために!】 | ||
『佐藤真治のこころ』1年間のご愛顧誠にありがとうございました。心から感謝申し上げます。
昨夜は、地元消防団の夜警でしたが、結局、機庫を出たのは、今朝の午前6時。我が団は、待機が解ける最終日午前0時以降になってはじめて鍋を囲むのですが、その後、飲みもせず、親睦しておりました。 昨夜から一挙に冷え込み、大晦日の今朝の空も、きーんと締まった良い感じです。明日は美しい元旦になりそうです。 さて、皆様のお力で、この春の統一地方選挙で途絶えることなく、継続が出来、2464号から、321号を重ねさせて頂き、いよいよ来年は、順調にいけば秋前までには、3000号になります。 几帳面な性格でもないのに、ブログと違い、多少なりとも長い文章を毎日毎日よくもまぁ、と思いますが、これは、皆様がいて下さったからこそで、改めて心から感謝申し上げます。 秋口の知事選挙の前には、10周年でなにかやりたいし、10年分書きためたものが、テーマ別に整理した後、一挙にホームページで公開されれば、そんなにでたらめに活動してきたわけでもないことが、自分でも納得できるかな、あるいは、あの時は、あぁそうだったのか、と思って頂けることもあるかな、と思います。 少なくとも、岡山県政の主観だらけの生きた裏資料にはなっていると思います。 ところで、多分、3期目で一番変わったのは、敢えて、自民党を「我が党」と呼称するようになったことでしょう。「我が」と書くようになったのは、責任を背負うということです。 もちろん、「こころ」の読者の方が、必ずしも自民党支持者であるとは全く思っていませんが、初出馬時の「なぜ県議会議員か?」「なぜ自民党か?」の問いに、「『侍ジャイアンツ』の番場蛮です。」と答えさせて頂いた気持ちは、今も全く変わっていません。 しかし、『臥薪嘗胆』の起草に思いが込められるようになった、その責任が生じてきたから、「我が党」なのです。もはや、誰かがやらないのではなく、あるいは、それを責めるのではなく、やらないとすれば、私です。自民党を批判して、執行部を批判して、高みから論評していれば済む立場ではなくなりました。 そういう覚悟をする、それが、3期、10年目になる意味です。 今年の最後は、少し気負いながら、『臥薪嘗胆』草案の(はじめに)と(むすび)に当たる部分を紹介させて頂きます。 私が今思っていることをかなり書いております。 例年、全く興味はなかったのですが、今年の紅白では、馬場俊英の『スタートライン〜新しい風〜』だけは聴いて、明日からの新しいスタートラインに立ちます。 皆様どうか良いお年を!! ・・・と言っても、明日も、登場致しますが・・・。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 『臥薪嘗胆草稿』より 《提言書のとりまとめにあたり(=はじめに)》 本年7月29日に施行された第21回参議院議員通常選挙は、わが党にとって極めて厳しい結果となり、とりわけ、本県においては、片山虎之助参議院自由民主党幹事長を失うという歴史的惨敗となった。 特に、岡山市、倉敷市といった都市部はもちろん、県内27市町村中、10市町で水を空けられ、政党別得票数でも大敗し、いまや我が党は、結党以来最大の存立の危機に立っていると言っても過言ではない。 しかし、まさに時代が大きなうねりとなって改革の時期を迎えている今、「改革政党」として、持続可能な社会の構築のために、我が党には、これまでに倍する大きな責務がある。また、「国民政党」として立党以来、誇り高き我が国の繁栄を守りながら、国民とともに、幾多の困難を乗り越えてきた歴史がある。 なによりも、昨今の政治の不安定な状況は、我が国にとっても、国民にとっても危機的な状況であり、「責任政党」として、内外の諸課題を解決し、国民・県民の期待に応える将来展望を切り拓くことが我が党の急務である。今、『臥薪嘗胆』の気魄を持って、我が国のために、国民のために、我が党は、生まれ変わらなくてはならない。 必ず来る「明日のために!!」。 今まさに、自民党岡山県支部連合会がなすべきは、今回の参議院選挙で示された民意が、地方の自民党にも向けられたものであるということを強烈に認識することである。今回の国民の皆様の厳しい判断の根底には、政治と金の問題、あるいは、責任者の無責任な対応への怒りがある。 そういった問題で、地方で当てはまるべきものを徹底的に洗い出し、機先を制して、自民党が改革の狼煙を上げる以外に、信頼回復の方法はない。すなわち、活性化というレベルではなく、これをしなければ、まさに将来潰れてしまうのだという危機感から、我が党が、なし得ることは全て行う必要がある。 そこで、今回の選挙の敗因等を徹底的に分析し、猛省し、党を再生させんがため、9月27日、党再生プロジェクトを自民党県連内に立ち上げ、直ちに取り組みを開始した。 本プロジェクトは、党所属県議会議員・職域支部代表者との議論や意見交換を重ね、これらの意見等を踏まえ、今回の参議院選挙結果を幅広い角度から分析し、問題点を摘出したうえで、今後、党として取り組むべき課題等のとりまとめを行った。 本報告書は、今回の厳しい選挙結果を踏まえた緊急中間的なとりまとめであり、ここに提起した諸課題については、速やかに実施する必要がある。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 《党再生と来る衆参選挙必勝に向けて(=むすび)》 前述のとおり、今回の参議院選挙におけるわが党の敗因、今後の課題と改革の方向性を示したが、わが党は、これらの課題を粘り強く克服していくことなくして、党の将来に曙光を見出すことはできない。 われわれは、現状のままであれば、次期国政選挙において国民の支持と理解を得ることは極めて困難であることを、強く自覚しなければならない。われわれは、今回の選挙において、自民党支持層が自民党に投票せず、その多くが民主党に投票したという事態を深刻に受け止めなければならない。また、これに連動する形で無党派層の支持獲得でも、民主党に大差を付けられてしまったことも反省する必要がある。 このことを前提に、自由民主党岡山県支部連合会は、地方組織の再編強化等を実践し、幅広い国民・県民の支持獲得につなげていく体制を創造していかなければならない。 政治は政党のものではない。ましてや政治家個々人のものではない。国家、国民のものである。党再生の途は厳しくつらいが、これを成し遂げ、国民の信頼に堪え、その負託に応えられる新しい体制を何としても創りあげ、国民とともに凛として希望に満ちた将来展望を切り拓いていかなければならない。 今、『臥薪嘗胆』の気魄を持って、我が国のために、国民のために、我が党は、生まれ変わらなくてはならない。自由民主党岡山県支部連合会は、その魁となる。 必ず来る「明日のために!!」。 | ||
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