2007年11月26日(月)【明日のためにーその1ー】

 本日は、政令指定都市の区割り・区役所に関して、明日に予定されている岡山市議会の全体協議会で想定されるあらゆる事態に対応できるように、様々な準備。特に、当局や同僚議員、他党議員等への連絡等々に追われました。

 もちろん、区割り・区役所という市議会の専権事項について、私は言及する立場にはありませんが、我々県議会議員が直接関係する権限・財源移譲問題については、同時並行に進めながら、いつでも行財政改革・道州制等特別委員会を委員長として招集する準備をしておかなくてはいけません。

 これは、ひとえに、岡山市の政令指定都市化を実現するためであり、少なくとも、県の側は県の側で、全力を尽くしています。
 さらに、予想される事態への党としての対応についても、考えています。市議会はご存じないでしょうか、こちらは準備して待っているのです。

 いずれにせよ、明日起こりうるあらゆる事態に対応する腹準備はできました。あとは、良いも悪いもありません、各々が各々の立場でできるベストを尽くすだけです。
 明日は明日の風が吹きます。


 派閥の議長就任祝賀会の打ち合わせの後に、党再生プロジェクトチームの会合も4回目。いよいよ年末に向けて、提言書を作り上げていきますが、草案担当は、元新聞記者の青野議員と私。
 なにしろ、議員アンケート、選挙区別意見交換、「お詫び行脚」等重ねてきただけに、十分に意見は出揃いました。あとは、アクションプログラムとして、具体的に出来る提案を議会最終日にも発表し、実践するだけです。


 夕刻前には、ルネスホールで、VSCO(被害者サポートセンターおかやま)主催の「第4回犯罪被害者支援フォーラムinおかやま」。大遅刻のため、結局、犯罪被害者の方の生の声を伺えず、第3部の県警音楽隊コンサートを拝聴しました。警察とも非常によい連携が出来ているのですが、目指すは、早期援助団体。

 「やさしい心が一番大事だよ」の言葉を遺していじめ自死した方の詩に曲をつけた「窓の外には」を有志が合唱されましたが、実は、ある意味、二次受傷に苦しむ相談員の方々への応援の曲でもありました。

 明日のために、一緒に傷つき、誰かを癒していく、受け止める方をさらに受け止める支援の手がまた必要です。そのためにも、まずは、しっかりと関心を持って頂くことが大切なのだと思います。
 どこか遠い自分と全く関係ない世界で起きていることではなく、今、自分や自分の家族にも起きうることなのです。


 少なくとも、「あ、それって痛いなぁ・・・辛いなぁ・・・」と、まずは共感できる感性が、政治に関わる者には、一番必要な力だと思います。創造、決断、実行は、そのあとのことです。

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