2007年9月22日(土) 【逆さのてるてる坊主】 | ||
夜には、秋の虫の音も響いているのに、なぜかくも暑いのでしょうか。ここまで来ると、本格的な異常気象としか思えません。
岡山県の自民党総裁選挙の投票率は、50%は、越えた模様です。開票結果等は、明日以降に。 新聞によると、昨日の「公開討論会」での私の福田候補への質問については、下記のように報道されています。 『「政治とカネ」の問題については「大いに反省しないといけない。政治家の強い意志が必要で、今までとやり方を変えるしかない。1円をおろそかにする気持ちは捨てないといけない」と述べ、政治資金の透明化に取り組む姿勢を鮮明にした。公明党などの不満の声に配慮したとみられる。』 なるほど。 本日は、朝から子どもの通う小学校の運動会。来賓のような、保護者のような、もちろん、PTAの綱引きには、出場しました。 要は、結果よりも、自分なりに頑張るということ、仲間で支え合うことが大切なのだ、という理念が伝わるから、感動が生まれます。様々なハンディがある子ども達も、一生懸命頑張って、自然と皆が応援できるという意味では、私達よりも、今の子ども達の方が、はるかに思いやりや優しさという強さを持っているように思います。 私は、私がリレーで抜かれて、必ず私のチームはビリになるのが分かっていたので、運動会が台風で中止になることばかり願っていました。「逆さのてるてる坊主」の意味が、理解できます。 楽しんでいるかな?頑張っているかな?と、いわゆる肥満児にばかり目がいってしまいます。 運動会で1位になったら、格好良いし、もてるかもしれないですが、別に、ビリになったところで、それで愛されないわけでもない、認められないわけでもない、世の中の全ての終わりでもない、いわんや、親にとっては、元気な笑顔があれば、順位などたいした問題ではない、ということに、私自身、気がついていませんでした。 自分なりに頑張って、なにより、頑張っている人を素直に認められたら、拍手が送れたら、それで十分なのですよと、あの頃の自分に言ってやりたいものです。 体格や体力に恵まれて、1位に奢るくらいなら、1位になんかならない方が良い、それよりも、頑張ったビリの方が価値があります。それが、運動会です。・・・多分。 もっとも、ビリにはなっても、1位になったことがないから、よく知りません。そりゃぁ、1位は1位になる努力があるはずです。 ともかく、大人になっても、地域の体育祭は別にして、学校の授業としての運動会は、トラウマで、今後も心の底からは楽しめないかもしれませんが、我が子には、順位という結果ではなく、頑張ったかどうかだけを期待したいと思います。 あの走りっぷり、今後も1位になることはないのでは・・。あぁ・・・。 昨年、幼稚園の運動会で、閉会のPTA会長の挨拶で、「皆さん、頑張りましたか?」と、言ったら、途中で靴が脱げた息子は、手を挙げませんでしたが、列の後ろの子が、我が子の手をぐいっと挙げさせてくれました。 幼稚園児も持っている心の動き、そういうのが、感動です。 今年も頑張ったかどうかだけ、後で聞いてみます。 それでも、もう一度人生がやり直せたら、一度だけで良いから、小学校の運動会で、リレーのアンカーになって、何人も追い抜いて、風を切って、ゴールのテープを切ってみたいものだなぁ。女子に、キャーキャー言われたりして。「さとしーん!かっこいい〜!!」 イスカンダルの遙か彼方まで夢想しました。運動会の1位って、やはり良いものなんでしょうね〜。 | ||
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