2007年9月18日(火) 【自民党総裁選挙中】

 今朝も、JR岡山駅前で、自民党広報車「あさかぜ」の街頭演説からスタート。
 また、弁士が青年局長一人だった気もしますが、あくまで、自民党の活動であります。他党の街宣車もあちこちにおり、実際のところ、我が党が広報活動をしている意義は非常に大きいと思います。

 倉敷チボリ公園や政令指定都市の話も交えながら、総裁選についての話も。本日、党員の方々には、投票用紙が届いているはずですが、我が県連は、ドント方式を採用して、皆様の投票結果を割り当ての3票に按分します。

 国会議員の先生方が、一人1票で、岡山県的には、なんとなく、流れはあるのですが、投票権の有無に関係なく、例えば、小泉総裁を生んだのは、世論の後押しです。内閣総理大臣を選ぶ選挙ですから、是非、ご参加下さい。
 個人的には、構造改革の流れの中で生じた様々な矛盾、格差をいかに是正していくのかに、注目しています。

 なお、今回の選挙には間に合いませんが、自民党員は、党費4000円(家族党員2000円)で、私が代表の自由民主党岡山市第一選挙支部第5支部でも、受付させて頂いております。

 ちなみに、公職選挙法の適用外の選挙でございますので、下記に福田候補を推薦される逢沢県連会長の国政ニュースを勝手に転送させて頂きます。


 本日は、一般質問初日。今議会は、自民党1期生10人全員登壇ですが、そのうち4人。井原線と吉備高原都市の問題が、久方ぶりに取り上げられました。倉敷チボリ公園問題に隠れていましたが、行財政改革・道州制等特別委員会のテーマとすべきものです。

 なお、昼の勉強会では、県立武道館の長期的な建て替えのために、武道議員連盟の設立をお願いさせて頂きました。
 今日明日に、総合武道館が出来るとは思いませんが、今の武道館、県営弓道場では、あまりに手狭すぎます。
 ファジーアーノやベルやシーガルズの試合をどんどん開催して欲しいですし、駐車場は、絶対にいる!!!

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        ――― 福田康夫さんはこんな政治家です ―――

 自民党総裁選挙に立候補して奮闘中の福田さんと私にはいくつかの接点があります。その中で最も強烈に心に残っていることはイラクで起こった日本人人質事件に共同して対処して救出に成功したことです。

 2004年4月、ヨルダンの首都アンマンから陸路国境を越えバグダッドを目指していた3人の日本人がスンニー派の巣窟ファルージャ近郊で拉致され人質となってしまいました。
 当時私は外務副大臣。政府の方針でアンマンに現地対策本部が設置され、私がその責任者、現地対策本部長として急遽中東に派遣されることになりました。「3人の救出に全力を尽くせ。3人の日本人を助け出してこい」ということです。

 日本を出発する前、官邸で福田官房長官に会いました。「ご苦労をかけますが、宜しくお願いします。よく連絡を取り合いましょう」と福田官房長官。「間違っても身代わりになってもらうようなことはないと思います」という趣旨のことを言われたと記憶しています。でも彼の目は「政治だから何が起こるか判りませんよ」、と言っているようにも見えました。

 結果的に人質事件は私が現地に入ってから2週間程で解決することが出来ました。私自身が3人の若者を日本に連れて戻りました。その間、日本ではいわゆる自己責任論が大きく取り上げられ議論になっていたようです。
 なぜ事件を解決することができたか、実は今でも全てをお話しすることは出来ないのですが、日本人のことは放っておけないというイラク人はじめ大勢の方々の力を借りることが出来ました。
 イラクの宗教関係者、イラク・イスラム聖職者協会の方々、イラクは独特の部族社会ですが、その部族関係者にも大変お世話になりました。米軍の協力、その他多くの心ある方々の支援。ほんとうに涙が出ました。

 この2週間の間、私は連日官邸の福田官房長官と連絡を取り合っていました。もちろん外務省の川口順子外務大臣、そしてバグダッドの日本大使館とも連携を密にしていました。
 福田長官との会話、やり取りの内容は申し上げるわけにいきませんが、福田さんの判断、指示は常に的確でした。冷静で全体を見渡してバランスよく判断する、そして指示は明解ということです。

 福田さんは正直言って、決して大向こうを唸らせるようなタイプの政治家ではありませんが、このご自身の持ち味で冷静に的確に日本国を経営してもらいたいと願っています。

 福田さんは超党派の国会議員で構成する「国際人口問題議員懇談会」の会長。私が幹事長です。地球の人口は急速に増えています。先進国は人口減少の国が多いのですが、途上国の多くは暴発的に人口が増加中です。この人口問題に国際社会が一致して対処していかなくてはなりません。環境問題にも直結してきます。福田さんはこうした地球規模の課題に関心を持ち、挑戦を続けている政治家であることも紹介しておきたいと思います。

                      衆議院議員 逢沢一郎

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