2007年8月19日(日)【夏の誇り 明日のために】

 私は、自衛隊に対しては、深い敬意と信頼を感じており、極めて好意的だと思います。今後も変わりません。
 しかし、いくら目立つのが好きな防衛大臣のスタンドプレートという評価があるとは言え、武器を持たない他の省庁とは、文民統制の意味合いが全く異なる防衛省に対して、シビリアンコントロールが、自衛隊員である事務次官の人事のような象徴的な事案で及ばないとすれば、また、総理が手を拱いて、事態の収拾を待つようでは、国民の生命・自由・財産を守る民主国家として、全く呈をなしていない非常事態と言えると思います。
 職務そのものの問題であり、今までで最も質の悪い内閣の「不祥事」かもしれません。

 人を見る目の不確かさで、国民年金の問題の対応等に加えて、国家の原理原則を崩して、かくも国民を危険に晒す現内閣は、小手先の改造では済まないのではないか。自民党所属議員が、こんなことを書いても何の得にもなりませんが、我々自民党地方議員は、誇りごと、総理総裁に潰されてしまいそうです。
 明朝、JR岡山駅西口街宣で何を訴えれば良いのか・・・・欲しいのは、活路という名の誇りです。それを見つけるのは、市井や街頭にしかないのかもしれません。

 ひとつ良かったことは、我が党の若い岡山県議会議員の仲間達のホームページを是非開いてみて頂ければお分かり頂けるかと思います。誰もが本当に真摯に悩んでいます。答は、なかなかに見つかりませんが、この夏の出来事は、必ず我々若い議員が、明日の政治を切り開いていく糧になるはずです。

 終わりではなく、始まりです。負け続けはしません。
 今はなんと言われようとも、誇り高き自由民主党です。

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