2007年8月1日(水) 【予算要望の上京】

 これから、地域の夏祭りを経て、午後10時過ぎのサンライズ瀬戸で、上京します。明朝8時からの県政懇談会に、行財政改革・道州制等特別委員会委員長として出席のためですが、岡山県から大挙して、岡山選出の国会議員に、国への提案事項説明、すなわち予算獲得要望に、かような大群で、行く必要は、もはやないと思います。私も、喜んでは行きません。
 明日午後に、台風が来る前に、とっとと帰ってきたいところですが、飛行機が飛んでくれるかなぁ。


 議会側も、知事部局の要望活動にお付き合いするわけですが、先日まで、選挙であれほど岡山におられた国会議員の方々には、県内の会場にお越し頂ければ良いのであって、なにが悲しくて、オール県庁執行部にお供して、議会が大挙して上京する必要があるのでしょうか。
 地方六団体の代表だけ行けば良いのであって、いつから我々まで行くようになったのかなぁ。議会側の要望に思えないのですが。文字通り、枯れ木も山の賑わいで、弁当を食べるだけで、発言はしないですし、肝心の国会議員の方々にも欠席される方がおられます。

 以前なら、橋本、平沼、逢沢、村田、熊代各代議士に、片山、加藤両参議院議員が、自民党の一枚岩を象徴するかのように、キラ星の如く並んでおられ、誇りに思いましたし、片山総務大臣の存在は、なんとも頼もしかったのですが、今は、オール自民党の県議会議長、副議長、委員長には、他党の国会議員から皮肉の一つも言われて、むしろ屈辱的な儀式になりつつあるのも事実です。
 予算面に、ある種の覚悟も要る、今年はことさらです。


 昨年までは、早朝の僅か1時間の会議を都内の一流ホテルで、高い弁当を食べながらやっていましたが、今年からは、ややランクが下がりました。来年からは、地元の県がらみの共済施設の三光荘か、ピュアリーティーまきびで行えば良いと思います。

 正直に書いて、最初は、どうあれ東京に行くのが嬉しかったのですが、こんな時間と金の無駄はありません。辞めどきです。

 9月定例会で質問に立てるなら、知事部局に虚礼廃止で、大規模縮小を要請します。よもや国会議員の先生方の側が、喜んでおられるわけもありますまい。お互いにとって、良いことに思えません。

 私は東京勤務の秘書時代、予算編成時期に嬉々として上京されて議員会館を陳情めぐりされる団体の代表の方に対して、かなり思うことがありましたが、相変わらずのこうした参勤交代のようなシステムになる国と地方の関係は、問題があります。

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