2007年6月20日(水) 【一般質問2日目】

 一般質問2日目。

 騒動といえば、議員や業界団体などから職員に「働きかけ」があった場合の対処法をマニュアル化するコンプライアンスの話。
 もはや、知事が、この要綱案を一字一句たりとも、変更するとは思えないのですが、ともあれ、内容よりも、手続きが性急に過ぎた感は否めません。

 私が、情報公開を標榜して当選した首長ならば、まず最初に手がけるような話ではありますが、いかんせん議会に勝手に決めちゃうというのは、議会サイドは、嬉しくはありません。

 ただ、実行されるからには、逆手にとるぐらい良い「働きかけ」をやるだけのこと。


 本日は一般質問2日目。批判精神を旨とされるのはよろしいですが、ちょっと礼節を欠く質問態度があったのは、残念。ここは、県議会の議場。再質問はされればよろしいですが、端からするものと決めてるのもどうかなぁ、と。

 なにか政令指定都市の勉強会のやりとりでもそうでしたが、地方議会とはいえ、政党政治で動いていることを最近痛感します。
 自由にモノが言えないというよりも、言うからには、党全体に責任を負う覚悟がいるし、党が動くためには、一歩でも前に進められる確信と、そのための段取り、努力もいるということです。変えるべきは変えるべきですが、変えようがない部分もあります。

 議場で知事になんか言うちゃった、というのが、気分爽快でも、満足感でもないゆえに、事が動かなければ、それ自体、無責任かもなぁ・・・。
 ともかく、何か言えば、反作用で、結果についての責任が返ってくる覚悟は要ります。自由民主党は、さような政党です。

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