2006年12月11日(月) 【この頃の自民党】

 本日も、休会日。午前中一杯、PTA役員会。明日登壇です。

 熊代昭彦先生が、自民党を完全に離れられました。郵政民営化法案を「部分的に」反対され、そこから昨年のあの夏です。
 衆議院解散の翌日、私は、東山峠で、さっそく熊代先生と街宣をさせて頂きました。しかし、秘書時代からお世話になっているにもかかわらず、思わぬ展開になり、市長選挙では、どうしても応援させて頂ける状況にはなりませんでした。いまだに心苦しいものがあります。

 いずれにせよ、平沼先生とは全く異なった立場で、先生のお言葉を借りれば、自民党を見切られ、参議院選挙を戦われるそうです。政治家の出処進退について、側がとやかく言えるものではありませんが、私としては、単純に言えば、寂しいです。

 日本のNPOを育てられ、私も幾度か、岡山でNPOがらみの企画をご一緒にさせて頂きました。正直なところ、NPO発展のために、御指導を賜りたい気持ちは、今も変わりません。
 熊代先生の益々のご活躍を心からお祈り致します。


 来年の統一地方選挙では、常に自民党と一線を画されていた方まで、県議選出馬となれば、手のひらを返したように、公認申請を堂々とされ、派閥に接近されるような現象を不思議には思いますが、しかし、来るものは拒まず、去る者は追わずで、それを許容するだけの大いなる幅、懐の広さ、情の深さがある我が党でありながら、なんで、こんなことになってしまったのかなぁ・・・。
・・・とかくこの世は住みにくい・・・。

 教育基本法改正も、防衛庁から防衛省へ昇格も、この国会で決まりそうですが、それ自体と言うよりも、そのスピードや過程に、少し危うさを感じています。

 誰がいけないというわけではないのですが、どうにもこうにも、来春の統一地方選挙の頃、我が党に、順風が吹いているような気がしないのですが・・・・。これは地方議員では、いかんともしがたいものがあります。

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