2006年9月8日(金) 【自民党総裁選スタート】

 いよいよ本日より自民党総裁選スタート。
 公職選挙法による選挙とはまた違いますから、投票権のある自民党員の皆様(県内21819名)には、谷垣候補で、よろしくお願い申し上げます。

 それにしても、安倍先生は、今までの言動から類推されることはあっても、総理総裁として、明確にされていない施策が多すぎるように思います。非常に抽象的に過ぎるのではないか。

 国民的人気に支えられて、下手をすると、大政翼賛的なこの雪崩現象で、憲法改正まで含めて、経済、外交施策等、全てを白紙委任してしまったことになってしまうのか。
 イデオロギーの問題が隠れて、あたかも人気投票になるというのは、非常に危険です。実は、今回は、双方が侮蔑的に言えば、超保守対リベラルという、政党を割るぐらいに、候補同士の主義主張は異なっています。
 その議論が避けられています。

 へたった日本に、勇ましい発言は頼もしくはあったけれど、主要閣僚のご経験もなく、あまりに政策については未知数。小泉総理のようなカリスマ性を発揮されるようには思えませんが、今少し、明確に語って頂きたいものです。
 いずれにせよ、結末には、新しい内閣がスタート。

 などと、一地方議員が書いて、自民党からお叱りを受けて、出されたらどうしましょう・・・・なにか、そういう怖さもあります。


 季節の変わり目というわけではないでしょうが、会葬のはしご。私よりまだずっと若い方が亡くなるのは本当に胸が痛いです。神様も、時々訳の分からないことをされます。


 夕刻から県警の暴力団対策課で、岡山の状況を伺いました。どこかで、へたった所、へたった気持ちに、「彼ら」はつけ込んできます。大きな言葉に踊らされて、何かや誰かに、委ねてはいけないのです。誰かを押さえつけることが、強さではありません。

 へたった日本に、勇ましい発言は頼もしくある、などと言ううちに、強権や暴力の台頭を許すことになることは肝に銘じたいところです。
 そういう意味では、ムードに流されるような今の大衆心理は、どこか「やばい」とも思えます。

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