2006年8月16日(水) 【漠然とした不安】 | ||
小泉総理総裁の卒業行事や卒業旅行はさることながら、9月8日の総裁選挙に向けて、総裁選2006のポスターが、我々地方議員にも配布されました。
昨年のこの時期、郵政民営化法案(正確には、その法案の内容)について反対された候補に、刺客が立てられ、9月11日投票の総選挙に向けて動いていました。しかも、10月8日投票の岡山市長選挙・市議選挙補選が続き、さらに、10月22日には、「晴れの国おかやま国体」が開幕。 無茶苦茶忙しかったように思いますが、記憶が飛んでもいます。 要するに、訳が分からなかったのでしょう。しかし、我々の業界内部にも、実に様々な点で、少なからず、感情的なしこりが残っており、あるいは、全くの予想外に事が進んで行き、場合によっては、来春の統一地方選挙に向けて、むしろ顕在化していくようにも思えます。「あの夏の日がなかったら、楽しい日々が続いたのに・・・」と、アリスは歌いましたが。 なにか、白黒つけるような単純明快な二分法に身を委ねたばかりに、おそらく、なにか深く考えることをやめてしまった、なにか思考停止に陥ってしまったような気すらします。 およそ、道理とか筋といったものとかけ離れた、単に勝てそうだから行く、あわよくば勝ち馬に乗ってやろう、勝つ方が正義である、といった戦国時代の論理にもはるかに劣る行動規範が、まかり通っているようです。そこには、目先の問題しかありません。 極右が火をつけ、ロシアに漁師が殺される、益々なにらやけのわからん世相に、シンプルな言葉は確かに分かりやすいですが、我々が、考えることを決してやめてはいけません。 民主主義の基本、主権は、国民にあります。 マスコミと大衆心理を知り尽くした総理総裁の後に、どんな「お上」の登場を待つのか、そんな気分で、誰かに全てを委ねてはいけません。 我々が、我々の人生の主人公だから。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 「君は君の主人公だから」 【作詞】笠木透 1.君の優しさは 君のものだから 取り囲む世界にゆだねてはいけない 昨日を今日につなげるために 今日を明日に手渡すために 2.君のしなやかさは 君のものだから 取り囲む世界にゆだねてはいけない 昨日を今日につなげるために 今日を明日に手渡すために 3.君の悲しさは 君のものだから 取り囲む世界にゆだねてはいけない 昨日を今日につなげるために 今日を明日に手渡すために 昨日を今日につなげるために 今日を明日に手渡すために | ||
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