2004年9月29日(水) 【9月定例会閉会】 | ||
=======================================
台風21号接近中です。今夜は、待機し、家族や職場や地域を守りましょう。大潮でも満潮は外れるようですが、十分な備えを!! 本日9月定例会が閉会しました。いよいよ知事選挙ですが、その前に、閉会日の疑問の数々・・・。 ======================================= 詳しくは ↓ さて、本日、9月定例会が閉会致しました。災害復旧対策議会の最終日に、再びの台風で、今後の対策を急げという意味だと思います。 議会最終日、いつもの立ったり座ったりですが、本日は、採決で起立が10回。その間に幾つも感じたことがありました。 突き詰めれば、議場での採決は、党議拘束がかかっていますから、議論するなら、付託事件の段階で徹底的にやり、議場では、態度を明確にせよ、ということです。 まず、工事請負契約等で、利害関係者の議員、すなわち、自分が取締役等をしていて、県と契約関係に立つような議員は、議場から、除斥されるのですが、本日も、数名。 そもそも、職業選択の自由があるとはいえ、いわれなき中傷や誤解を受けることなきよう、議員になる前に、あるいは、なると同時に、県と契約関係に立たないように整理すべきではないか、と強く感じます。 もちろん、害を受ける場合もあるでしょうが、議員報酬以外に、県から直接収入を得るのは、本来は避けたいところです。 さらに、「退場」という中途半端な手段があります。「普天間基地における軍用飛行機の即時停止」の陳情につき、某党は、全員議場から「退席」しました。 これは、どういう意思表示なのかわかりません。政権与党を目指すと、急に現実的な対応が迫られ混乱しているのかしら。 次に、ある工事請負契約につき、警察の強制捜査が入っているという理由で、我が党は、継続にしましたが、規則以外の警察の捜査の有無が議会の判断要素になるのか、そのあたりのルール作りが、今後必要になってくると思います。 さらに、各種委員会の人事案件について、まず議会は、否決しませんが、各種委員会を40年も歴任されるような方も含めて、もう少し、人選からして、議会は、物を言うべきであると思います。 また、北方領土問題の解決促進に関する意見書提出について、共産党が極めて前向きで、相手がソ連であるのと、ロシアであるのとでは、随分違うんだろうな、という感じです。 さらに、岡山県議会議員の選挙区の特例に関する条例については、非常に誤解を生じ易い内容です。 要は、市町村合併に伴い県議会議員の選挙区を見直すべきであるということですが、それ自体は、争点ではありません。 つまりは、時期が問題になっているのです。 もっと言うと、市町村合併によって、一人区が減り、複数区が増えれば、一人区の自民党独占がなくなり、非自民党の議席が増えて、議会の自民党圧倒的多数が壊れるだろう、という思いが、非自民党にはあります。 ゆえに、自民党が、保身を図っているという批判が、一方的に伝えられると思います。 例えば、明後日には、新高梁市や、上房郡賀陽町と御津郡加茂川町の合併で、加賀郡吉備中央町が、誕生しますが、市町村合併は、まさに過渡期です。 そういった状況で、自民党案は、次回選挙は、現在の選挙区で行うとしながら、選挙前までにはみ直すというものですが、非自民党案は、現在の選挙区での選挙は、次回は行わないというものです。 敢えて言えば、保留にするか、ここで白黒つけるかというものですが、市町村合併がなった後も、未来永劫現在の選挙区のままで行こうと思っている議員は、自民党にも、一人もいないと思います。 また、地方において、圧倒的な自民党多数が続くとも思ってもいないでしょう。 ただ、市町村合併の過渡期、正念場に、次回のわしらの選挙は、決まったところでやるから早う、選挙区が決まるように、合併せーや、というのはどうだろうか?そこで、今後の状況に応じて、見直しを考えますと「含み」を持たせたわけです。 見直さないといっているわけでも何でもありません。 特に、特例区や合併区を問題にしていますが、当の自民党の地元議員は、昨年の選挙すら、選挙区の統合を主張していました。が、市町村合併の推移を見守るということで保留になりましたが、実際の合併は、当時の予想と違う形になっています。そのぐらいデリケートな問題です。 個人的には、市町村合併に伴い議員の定数を減らすべきだという主張の方が、複数区にするべきだという主張よりも、分かり易いと思います。 敢えて言えば、どっちもどっち。 また、任意に選ばれた党改革・活性化検討委員会より、岡山県独自の自民党改要綱が発表されましたが、私は、委員でもなく議論に参加もしていないので、特に、コメントはありません。 粛々と青年部局で、できることを徹底します。 | ||
Copyright (c) 2004 SHINJI SATO Inc. All rights reserved.satoshin.jp |