2001年7月7日(土) 【委嘱状  連立与党】

 本日は、2日続きで、参議院選挙事務所で選対会議。小泉純一郎総裁名で、各県議に、「参議院通常選挙の選対委員に委嘱する」との「委嘱状」が、配布されました。

 これが、森総裁名だと、いらないかも・・?ということになるんでしょうが、B5の印刷物ですが、なんとなく記念にとっておこう、という気になるから不思議です。
 そもそも委嘱状自体が、初の試み。

 選挙は勢いだとすれば、まさに、自民党のムードは攻め。勝ち馬に乗りたいのが、人情です。自民党的には、悪くない流れです。
 内心は、あと3週間もってくれ、後は野となれ山となれ、という分かり易い状態かもしれません。


 また、公明党との選挙協力に関する合意事項も知らされました。

 個人的には、公明党の議員は、極めて優秀で、人格的にも優れた方が多いと思います。
 背後関係については、風評や世論に関係なく、元来、肩書きや所属より、自分で接した個々の方々で、判断するタイプであり、そういう点から、今まで巷間言われるような不愉快な思いをしたことがないため、むしろ、ある面、好意的なものも感じています。
 ここらあたりは、個人差があると思いますが、私の原体験が、そう悪いものでもないのです。

 昔、秘書仲間に、「あんたら自民党は、なんの味方なん?建設会社や大企業の味方なんか?公明党は、貧乏人と病人と年寄りの味方なんじゃ。そういう人を守るんが、政治なんじゃ。」と言われて以来、多少、引け目も感じています。

 極めて個人的な印象論に過ぎないのですが、社民党ほどではないですが、民主党よりも、はるかに好きです。
 多分、全面的な支援はできませんが、頑張って頂きたいものです。ちなみに、合意事項では、「お互いに切磋琢磨に努める」と表現されています。

 むしろ、連立で、公明党の本来の理想を損なうことがないように、祈りたいと思います。

 この点は、一人区の県議は、もっと切実です。自身の選挙の際、相手が、共産党なら、公明党の支援は、頂戴しないといけません。場合によっては、27人の自民党比例候補以上に、公明党比例候補に肩入れするケースも出てくるかもしれませんが、それは一概に責められません。
 また、自民党の地域職域支部が、公明党参議院議員候補を推薦することも、容認される方向です。

 端的に言えば、共産党、公明党、社民党とは、棲み分けできるから仲良くできる、というのもあるかもしれません。


 それにしても、自民党からは、大仁多厚、舛添要一氏も、立候補予定。大仁多厚かぁ・・・。石川五右衛門かぁ。

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