2001年4月22日(日) 【小泉総裁誕生!?】

 佐賀で、橋本候補が、惨敗しました。確かに、私達は、名物のヤリイカの刺し身を食べました。大手饅頭を悪く言うわけではないですが、やはり、お供を頼む時は、「きびだんご」ではなかったのか。ガチガチの地盤に見えたのですが。
 あの佐賀の挨拶回りは、なんだったのでしょう。

 予想していましたが、ここまで行っちゃうとは!自民党内の争いで、一人が勝ちすぎても大変です。どう収拾するのでしょう。
 それにしても、とんだ茶番劇ですが、自民党にいると、けっこう楽しめます。最初は、あきれ、途中で怒りになりましたが、最後は、この際、楽しもう、という境地に達しました。
 しかし、これでいいのか、今の日本!


 岡山県は、今日開票です。結果が、今日伝えられるかはわかりませんが、締め切りの昨日、県連幹事長の強気なご発言を見ると、勝算があるのかな、と思います。

 ところで、決選投票になったら県連三役一任という我々の知らないところでの県連の決定(新聞発表)は、総裁選挙の結果がどうあれ尾をひくと思います。
 まして、県連主導の選挙で、地元橋本候補が岡山で惨敗すれば、県連幹部の責任問題だと私は思います。
 この総裁選挙、思わぬところに影響が波及しそうです。


 いずれにせよ、是非この方にと絶対的に信任されたのではなく、限られた中で、まだ他の方より良いか、という相対的当選であることに変りはないと思います。まして、党員が選ぶのであり、全国民が信託したわけでもなんでもありません。
 冷静に考えれば、自民党への逆風は、増しこそすれ決しておさまらないと思います。なんの禊も済んでいません。だいたい小泉先生だって、つい先日まで、政権派閥の森派だったのですから。
 小泉人気だけで、参議院選挙が勝てるわけがありません。

 ほぼ末期症状に近づいていますが、自民党変革には、まるで足りません。不適切ですが、若手にとって、この状態は、自らが、変革の旗手たらん、チャンスかもしれません。

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