2001年2月25日(日) 【解党的再生】

 昨日は、「Group A&Z設立20周年記念フォーラム」に、大勢の方に起こし頂き本当にありがとうございました。かなりの規模のものでしたが、はて何百人いらっしゃったのか。ご参加の方からは、大変な好評でした。
 個人的にも、論旨明解なシャープな切り口の福岡政行先生に、遅ればせながら当選・結婚・男児誕生の報告ができました。「お前が県議なの?岡山の県議会はどうなっているんだ?」というありがたいお言葉も頂戴しました。


 とりわけ、与党の2分化、すなわち、郡部・農村部を基盤とする「自民党」と都市部(例えば新幹線のぞみの停車駅)を基盤とする新保守政党に、分裂するのではないか、という福岡先生のご指摘は、しごくもっともだと思います。

 県議レベルでも、同じ党でも、郡部と都市部では、問題意識が全く別のところにあるのです。また、共産党を除き、都市部で、イデオロギーの対立があるとは、私には思えません。「実は保守」的民主党議員もいれば、私のような自民党左派(?)もいます。実際、都市部の議員同士の対立の多くは、無意味です。地方議員レベルで、私個人が、民主党に攻撃される理由がありません。


 昨年の「加藤政変」以来、逢沢代議士から様々な形で、裏話を伺うことは多かったのですが、明確に「自民党の解党的再生を目指す」と言われたのは、昨夜が始めてです。私は、非常にうれしかったです。
 じっとしておれば今頃、加藤先生が総理大臣になっていた、と巷間言われますが、現実問題、党内的には、捲土重来は、一回選挙を経ないと難しい状況と思われます。
 ただ、その選挙の際には、やはり新機軸が示されるものと期待したいところです。


 ただ、私も自民党議員です。ご期待申し上げます、などという立場にはありません。私は、私で、地方の自民党を動かさないといけません。
 幸いにして、一般質問「権」を武器に、従来の枠を破壊することは、一期議員でもできることです。また、こうして、思いや状況を発信することもできます。

 私なりに、今やること、やれることは、中央での「解党的再生」に呼応し、あるいは、先駈けて、「戦う」ことです。


「人生腹八分」を我が家の家訓とし、友紀には、「万事良い加減」「無理をしない」ことを父からは、勧めようと思いますが、そんなこともあり、私もそろそろ痩せようと思います。

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