2001年1月18日(木) 【自民党青年部・青年局】

 本日は、昨年の「加藤の乱」で、延期になっていた自由民主党中国ブロック青年部・青年局合同会議が開催されました。

 中国地区から地方議員や青年党員が集い、次期参議院選挙の必勝対策(ひいては無党派層対策)、自民党のあり方などが議論されました。
 私は、ありがたいことに懇親会の司会をさせて頂きました。ちなみに、私は、は自民党岡山県連青年局常任委員の一人です。

 殆どベタ記事扱いですが、昨日、自民党青年局は、中央常任委員会で古賀幹事長に対して、活動方針、試案を提出しました。
 その内容は、若手登用の環境を整え、他党への人材流出を防ぐために、国政選挙の公認候補選定に「予備選挙制度」および「資格審査制度」を導入すること、あわせて全ての選挙で、「定年制(70歳)」を早期導入すること等です。個人的には異論もあります。
 本日は、試案を提出された下村青年局長(衆議院議員)を囲み、熱い議論が交わされました。

 個人的には、あくまで、そこにあるのは永田町を中心にした自民党の話で、地方議員にはピンとこない面もありました。
 とりわけ、それぞれが条件の違う、いわば「独立企業」の議員ですから、同じ自民党でも、都市部と郡部、一人区と複数区を一律には論じられないと思いますし、政治に対して腹の座っていない、イメージだけのアイドル議員すら生み出すような、大衆迎合(市民愚弄)戦略を自民党が、とるべきではな感じました。(「あそぼーりんぐ」などというボーリング大会を自民党がするな!)

 むしろ、無党派層対策を論じる前に、旧来自民党を支持していた方々に対して、すなわち中小企業者や第一次産業に従事する方々に対して、今一度誠心誠意政策を訴えろ、という意見に同調します。
 民意を聞くのと迎合するのは違います。愚直なまでに、骨太に真摯に政治に携わる、そういう精神を取り戻すこと。それが肝要です。


 本来は、佐藤真治あたりの若手議員が、党務として自民党の政策を正々堂々と街頭で訴えるのが、好ましいとは思うのですが、例えばいつも言うことですが、実際の地方議会で永田町の政争が、一般質問の内容に直接関わることの方が少ない気がします。少なくとも県政の争点と永田町の争点は別です。
 県議会議員としては、自民党を永田町を いったいどう語るべきでしょう。

 正直言って、今の中央政界に関して、自民党を是として擁護することは、地方議員として活動成果を上げることとは全く別の活動で、納得しかねるところもあり、敢えて言うならば、完全な党務、むしろ選挙対策かもしれません。
 中央と地方のその連関のなさも、政党としては、寂しくかつ問題なのかもしれません。特に郡部の議員は、自民党であるという理由で、全ての選挙における「選挙マシーン」を期待されています。やりきれないものもあるようです。

 有り体に言えば、地方議員は地方議員で、一般の方同様、実はしらけているのかもしれません。
 どれだけ、地方で自民党を頑張っても、森総理の一言で吹っ飛ばされる、それもまた事実でしょう。逆風も順風も、まるで他人任せの運任せ。

 政党は、中央も地方も、与党も野党も、迷っています。
 堂々と私は自民党です!!と胸を張りたいのですが。

 ともあれ、自民党の地方議員として、新しい試みはやっていきます。


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