2008年11月14日(金) 【仕事集団・岡山県に】 | ||
本日は総務委員会。おもしろいほどマスコミが委員会室に集まったのは、「新しい行革大綱の素案の素案」が示されたからです。
他に、倉敷チボリ公園事業促進費として、県有施設を解体・撤去するための工事に係る設計経費の約1223万円などの補正予算協議学も示されました。 さらに、岡山県財政懇話会報告書が報告され、あまり議論がないままに、「おかやま森づくり県民税(個人:500円、法人:均等割額の5%)」が、5年延長になりそうです。 一方で、景気の冷え込みで、我が県の法人二税が、約134億円減になるけれど、道路財源の一般財源化した1兆円の一部が来るんじゃないかという話と、だんだん、ごちゃごちゃ。 「殿がご乱心で、我々下々の者に、定額給付金を恵んで下さるそうじゃ、ありがたいことじゃ。」という、税金の分配として、人を馬鹿にした話(そんなに言うなら、貰ってはやるが・・・)もあるわけですが、国の対応が見えなくなってきました。 さて、「新しい行革大綱素案の素案」は、意欲作です。 「借金体質からの脱却」を目指した、改訂を含めて事実上の4次にわたる行財政改革から、「収支不足の解消で持続可能な財政運営」を行うために、今までの改革の反省の上に立つと言うようなレベルではなく、改革の総仕上げを行う今回の「新しい行革大綱」は、単なる「行財政改革」ではなく、「財政『構造』改革」なのです。 したがって、単純に、今までの行財政改革の延長線上にあるものでもなければ、それでも、県政の大目標である「夢づくりプラン」の大きな方向の中にあります。 ・・・わけが分かりませんが、ともあれ、ある意味で、人身御供のような、明日がヤマになる組合交渉の結果を受けて、「財政構造改革プラン」を作り、その数字を嵌め込んで、いよいよ18日には、「新しい行革大綱の素案」が示されます。 これを議会の議決事項にするかは、判断が迷うところ。 委員の中には、『道州制の検討の加速』と『少数精鋭の仕事集団の県庁』という言葉に引っかかられる方もおられましたが、個人的には、いずれもそうあるべきだと思います。 さらに、午後には、各委員会の自民党議員で組織する各部会に分かれて、予算編成に関する各種団体個別懇談会。 詳細は控えますが、様々な要望を頂戴し、党として当局に要請していくことになります。財政構造改革プラン素案における復活の有無が、ほぼ分かっているため、団体によって、対応させて頂く気分が異なります。 ただ、財源は、どこから来るんだ・・・・。 それにしても、県議会は、・・・・・・・・まぁ、これも、時間の問題です。議会を仕事集団にするために、議員定数削減・・・・。 | ||
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