2005年1月12日(木) | ||
【議員定数・選挙区議論始まる】 | ||
今朝の新聞に大きく出ているように、市町村合併に伴う県議会の定数・選挙区に関する議論が始まりました。今日から議論を開始するという、その当日に、記者の主観を入れたミスリードの内容であり、非常に時機を逸した記事で、議員も皆怒り、私も誠に遺憾です。
自民党性悪説に立つ割には、旧御津町を加えた岡山市第1選挙区に基数を当てはめて、定数12と公表されては、現状の11で実質上の定数減を図ろうという出鼻をくじかれた感も否めません。 あくまで地域住民から選挙で選ばれている議員が、自己保身のためだけに動くという前提に立つとするならば、そういう議員を選んだ地域への冒涜でもあります。そういうレベルで、選挙という人生の博打を打つような、せこい議員はいません。 なによりも、人間関係や地域への愛情は、基数で割り切れるものではありません。 また、少なくとも、政令市になる岡山市選出の県議会議員の役割は、郡部とは違い、何の役にたつんなら?という、せつなさもありますが、同時に、世論を受けて流れを作って行く責務もあり、ここがまず定数減しないと議会改革ができません。 そういう意味では、岡山市第1選挙区が前回のような30%台の投票率では、本当に信託されたとは言えなくなります。 それにしても、明日公表の「単県医療費公費負担制度の見直し」ですが、早くも市長会から疑問の声が強く上がっています。 | ||
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