2003年3月28日(金) 【統一地方選挙始まる】 | ||
街頭で好きなことを言っているのですが、また言うべきことが出来てしまいました。県の住宅供給公社が、とてもまずいことになっています。住宅が売れない、地価下落で、巨額の県費投入が必要になるかもしれません。いわゆる破綻状態です。
本日より、各地の知事選挙を皮切りに、4年に1度の統一地方選挙が始まりました。首長については、岡山市長選挙がそうであったように、特に改革派を標榜する候補は、特定の政党の推薦を受けないのが時流となりつつあるようです。 多数政党の党首が総理になる議院内閣制ではないのですから、それはそれで構わないと私は思います。 国から自立して、行財政改革をどう進めるかが問題の首長選挙において、各党の党首が、「平和でなければ、地方分権はできないですよね。」と言われる意図はわかりますが、イラク戦争が、米軍基地のない地域の首長選挙の争点と直結しないとも思われ、候補に政党色が出ないに越したことはありません。 イラク戦争への対応については、本来、国政選挙で問うべきものですが、この問題が直撃するのは、むしろ我々の県議会議員選挙でしょう。解散総選挙の前哨戦というわけです。そういった意図がみえみえです。 しかし、この問題に限らず、永田町の政争について、地方分権の時代に、地方の政党が、ある意味、代理戦争させられることについては、将来において解消すべき課題であると思います。永田町のまま、地方でも対立するには、争点そのものが異なります。 いずれにせよ、現段階ではっきり言えるのは、いずれ地方議員を所属政党で選ぶ時代ではなくなってくるのではないか、あるいは、その地方独自の新しい枠組みも作られる可能性がある、ということです。 告示まで、あと1週間。 | ||
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