2002年11月13日(水)【テキーラで乾杯!】

 東京出張の昨日は、刺激だらけ、「政治まみれ」のような一日でした。

 まずは、邑久郡の山本県議のお世話で、一期生議員4人で、中山正暉衆議員議員と会食。11期の迫力を肌で感じました。北朝鮮の埒問題などの裏話も伺い、実に、勉強になりました。

 また、全国から約500人の県議会議員が東京に集った昨日の「第2回都道府県議会議員研究交流大会」では、全国都道府県議会議長会主催にもかかわらず、県議から転じた他県某市の市長さんが、県議と比べて市長は、「忙しさ10倍、楽しさ100倍です」「来秋の統一地方選挙で、可能性があるなら悪いことは言わない。県議選は辞めて、皆さん、首長選挙に出るべきです。」と、忌憚のない、ある意味、無茶な発言でした。
 実は、公務としての研修会でしたので、あまり期待していなかったのですが、なんのなんの、これは、凄いです。

 ストレートとは、変化しない変化球を言うのかもしれませんが、鼎談者の諸々の発言は、かなり刺激的でした。フロアに喧嘩を売っているようでもあり、快哉であり、要するに、時代が、明らかにうねっているのです。
 そうだよ、そうだよ、それを皆が言い出せば、県は、県議会は、絶対に、変わるぜ〜!!

 首長と議会の今日的役割は、中央集権的な経営システムを壊すことにあるという主張は、首肯できるものであり、二元的代表制の中で、県議会なるものが、全国的に、急展開しているということを痛感致しました。
 要するに、幕末の志士の如く、担い手が、そこら中から、吹き出してくれば良いのです。

 資料の中で、かなり気になる文言が多々あり、後日、引用・紹介させて頂きます。


 また、昨日は、アメリカ公使邸でのACYPL訪日団歓迎レセプションでは、感動は、今年の訪日団との出会いより、懐かしい「クラブ・テキーラ」の仲間との再会。
 最近には珍しく、時間を忘れて、その後、夜中の2時まで、熱く語り、かつ、腹の底から無邪気に騒いでおりました。やっぱり、皆、良い意味で、政治バカです。

 平成11年夏に、ACYPLのプログラムで、8人の超党派の40歳未満の青年政治関係者(誕生日祝いに頂いたテキーラで、私が、酩酊したこと由縁に、その年の派遣グループをクラブ・テキーラと称する)で、訪米した、2週間は、生涯忘れられない思い出ですが、同時に、生涯の友人を得ることもできました。
 ちなみに、彼らは、「こころ」の最も強力な愛読者(?)でもあります。

 来春には、クラブ・テキーラのうち、4人が、統一地方選挙の洗礼を受け、また、少しずれて、1人が捲土重来を目指します。
 ともすれば、孤独の渕に落ちてしまいそうな議員という仕事ですが、所属政党こそ、皆、バラバラですが、青年政治指導者として、お互いに切磋琢磨しながら、地域のため、日本のため、世界のために、頑張ることを誓い合える仲間がいることを本当に誇りに思います。


 それにしても、朝一の飛行機で、日本一の富士山を真上から眺めながら、帰岡するにつけ、東京は、時間的には、とても近くはなったけれども、地方議員の私にとっては、果てしなく遠い場所のように思えます。

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