2013年2月15日(金) 【浅き夢】

 本日は、冷たい雨が降る中、福田で街宣。きっと一雨ごとに、春が近づくのでしょう。



 その後、今日は、前県知事の石井参議院選挙候補予定者が来られた議員団総会の後、各常任委員会。総務委員会では、やはり、問題の大収支不足の予算の議論。

 本日、一般会計6561億8300万円の2013年度当初予算案が発表されましたが、知事の査定で、1億100万円を積み増しし、3年ぶりのプラス編成。

 このうち、歳入は、地方公務員の給与カットを前提に削減された地方交付税が、1・2%減。県税も、0・3%減の見込みで、財源不足は、72億円・・・。知事査定でも、1億円しか、改善されませんでした。

 増額予算は、積極予算ではなく、税収増でもなければ、あくまで、カットを無くした結果の人件費の増によるものです。
 そこで、財政調整基金50億円を全額取り崩し、禁じ手である特定目的基金からの借り入れを3年ぶりに復活して、22億円を調達するわけですが、今後の収支不足を考えても、気の毒ですが、もはや、人件費の削減に手をつけざるを得ないのではないか・・・。ある意味、覚悟が必要です。
 特に、地方交付税をその分減らして、国家公務員同様、7.8%の人件費削減を迫る国の要求通り、仮に、7月から、7.8%カットすれば、約85億円の削減効果があり、収支不足分は、帳消しどころか、黒字になります。
 今までの平均7.4%カットが、4,5,6の3ヶ月間だけゼロカットに戻っても、7月から7.8%カットになれば、なべて年間5.85%カット・・・。
 いずれにせよ、7.8%カットを見越しながら、なにより、行革の必要性は変わらないにもかかわらず、3ヶ月だけ0%カットに戻して議決する収支大赤字の温情予算・・・。

 ある意味、これも、理屈が難しいところがあるにはあります。
 ただ、ボーナスに該当する期末手当はまだしも、権利である給与を財源調整のためにカットするというのは、本来あるべき姿ではありません。
 ましてや、退職金については、本来もっと慎重に議論すべきです。
 渡辺美里=『世界で一番遠い場所』
  http://www.youtube.com/watch?v=cojAkSaA2XE
 午後からは、総社のサントピアに飛びましたが、336−B地区薬物乱用防止教育指導員養成講座は、実はどうも、受講予定になっていなかったような・・・。
 県庁にとって返して、国際会議を念頭に、ユネスコ協会幹部と県幹部の懇談。
 夜には、岡山南商工会のお祝い事の会合。予定外で、かなり、飲んでしまい、灘崎からの代行・・。

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