2013年1月25日(金) 【実質予算審議始まる】

 強烈な寒さの本日は、妹尾で街宣。

 今日は、総務委員会。いよいよ予算の実質的な審議が始まりました。

 私が、申し上げたのは、総務委員会ですから、事項別の審査もさることながら、木を見て森を見ずになってはいけないので、まず、森を見る必要があるということ。

 そもそも、財政状況に、イエローカードあるいはレッドカードが出ている状況に変わりは、無いはず。行革を続けていく必要がある中で、要求されている通りに、来年度予算を執行したら、財務指標(実質赤字比率、連結実質赤字比率、実質公債比率、将来負担比率)に、どう影響が出るのか、具体的に示して欲しい。
 その中で、例えば、なぜ今、人件費が上げることができるのか、明確な数字の根拠を示してほしい。
 また、当然、財務諸表つまりは、貸借対照表も出して欲しい、と、当たり前のことを申し上げました。

 実は、こうした数字が出せないのは、地方財政計画の出ていない状況で、見込みで実質予算審議をしている事前審査制の問題点のひとつです。
 ただ、今のままで行くと、主に人件費の復活により、50億円の財源不足が言われ、基金取り崩しが前提になっている赤字予算を議会が、このまま議決させられることになります。

 もうこういうことは、やめましょう。


 一方で、台北便の開設についての報告がありました。

 もちろん、中国、韓国以外のアジアに、伸びていくことは、極めて重要です。
 ただ、水を差すわけではないのですが、国家戦略としては、どうなんだろうか?と指摘をさせて頂きました。本来は、関空や成田が、国際ハブ空港にならないといけないのに、結局は、中国や韓国や台湾の航空会社が、日本の地方都市に競うように航路を作り、地方の日本人は、トランジットを海外の空港でしている・・・これが、日本にとって本当に良いことなのかどうか・・・?

 本来なら、関空便や成田便、格安航空便やコミューター便が増えることが、さらに好ましいのですが。


 午後からは、岡山市政に関する懇談会。
 岡山市長はじめ市幹部と岡山市選出の県議会議員との懇談会で、久方ぶりですが、政令指定都市以降に際しては、こういう会議を事務局長として、本当に幾度も幾度も、段取りをしてきました。

 やはり、ここ数日来、書いておりますESDのユネスコ国際会議について、暴走気味に、絶対に成功させるために、県に全面支援させるなどと言っていたような気もします。
 わずか1時間半でしたが、定期的に頻繁に行いたいものです。


 夕刻には、飛鳥グループさんの新年互礼会など。
 最近、家族葬という形態が増えていますが、少子高齢化社会の中で、孤独死の問題も出てきています。少子高齢化というのが、マイナスの言葉になっていますが、本当は、長寿健康社会として、永らく人類が望んできた社会のはずなのです。誰にも幸せな終わりというのを望みたいものです。

 コブクロ=『ここにしか咲かない花』http://www.youtube.com/watch?v=Ws4X4_GyXxY

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