2012年12月27日(木)
【AIRDO(エァ・ドゥ)就航へ】

 かなりきつい寒さの朝、妹尾で街宣。

 思い立って、事務所の大掃除を始めています。正確に言えば、平和町から引っ越して、初めてと言えるかもしれません。余裕ができたというよりも、初心に帰るために、整理をしたいということで、かなり前向きな思いです。


 さて、岡山県にとって、久しぶりに嬉しい話題として、来年3月31日より、AIRDO(エァ・ドゥ)が、岡山ー札幌線に、就航することになりました。
 初めての西日本への就航で、かなり使い勝手の良い就航時間になりそうです。

 実質的に、全日空と協力関係にあり、全日空就航の北海道発着のローカル路線を譲り受ける形で、もともと通年であった北海道への直行便が、復活したと言えなくもないのですが、大歓迎の話です。


 実は、あくまで、旅客機ではなく、大型貨物便の離着陸の増加を見込んで、自力で第3種空港の岡山空港が行った滑走路の3000m化は、当初の狙いからすると必ずしも、成功とは言えないという事実は、しっかりと認識する必要はあると思います。

 また、現状は、カキの輸送で使われている貨物基地も含めて、ボジョレーヌーボーの大型貨物機が、岡山空港に飛んで来なくなった今、せっかくのインフラをいかに活かすかについて、まだまだ十分に検討する余地があると思います。
 それをしなければ、せっかくの滑走路延長が、負の遺産になりかねません。

 なにより、活性化という意味では、大手の利益路線を攻めるだけでなく、地方同士を結ぶサービスを提供していくLCC=ローコストキャリア (Low-Cost Carrier)を呼び込んだり、あるいは、いっそのこと作るぐらいの勢いの戦略が必要かもしれません。

 特に、国際線の絡みでいえば、放っておけば、国際ハブ空港の役割をどんどん韓国に持っていかれる状況を加速化させてしまいます。

 久方ぶりの岡山空港の明るい話題だけに、逆に、これから、活性化を考えることを提言していきたく存じます。


 田村直美 =『ゆずれない願い』
  http://www.youtube.com/watch?v=MtHPjgtHOBY

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