2012年11月29日(木)
【決算特別な日 監査委員審査意見書】

 本日は、朝一で、洲崎で街宣。

 午前中は、決算特別委員会。
 監査委員による平成23年度岡山県歳入歳出決算審査意見書および基金運用状況審査意見書について、監査委員をお招きして、聴取。

 今年も、おかやまの森整備公社に対する単年度貸し付けという現在のスキーム(俗に、「単コロ」)に対して、監査委員の意見として、その解消を意見に強く織り込むようにすべきだという議員からの厳しい声が、ありました。
 確かに、北海道夕張市は、この繰り返しで、財政再建団体に、転落したとされています。

 いうまでもなく、昨年、監査委員だった私としては、「好ましくはないが、違法とまで言えない」というのが、独任制の監査委員からなる監査協議会の見解であったからには、むしろ、その解消は、監査委員の審査意見がどうあれ、議会に委ねられているものと考えています。
 すなわち、議会は、この手法を非とするならば、予算を否決もできるし、決算を認定しないことも可能です。問題の本質は、議会の側にあります。


 私は、むしろ、今日は、議会選出の委員も含めて、個々の監査委員に対して、監査制度のあり方について、率直な感想を求めました。

 基本的には、組織体制の確立を含めて、監査権限の強化の必要性を感じておられるように思いましたが、監査委員がどうあれ、突き詰めれば、公正な公金の取り扱いは、最後は、自浄作用を伴った議会の強化しかないと感じました。

 ともあれ、この11月定例議会で、昨年度決算の認定を行うために、決算特別委員会も、あと2回になりました。


 午後からは、奥田の1区事務所。さらには、昨春の統一地方選挙で、私自身の選挙事務所としてお借りしていた大福の事務所へ。
 明日から本会議ですが、来週以降の日程のすり合わせも、必要です。

 夕刻からは、岡山県看護連盟役員さんと看護議員連盟の懇談会の予定ですが、気が急いているわりには、議会の質問事項については、まったくもって、これからです。


 フランク永井=『公園の手品師』
  http://www.youtube.com/watch?v=GnNOy_ph9pg

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