2012年7月29日(日) | ||
【内尾メガソーラー反対署名活動】 | ||
本日は、表町と駅前で、メガソーラーに関して、内尾での子どもたちの未来を守るための署名活動が行われました。
グラウンドを奪われそうな子どもたちの姿に、悲しいやら、悔しいやら、情けないやら、申し訳ないやらで、涙が出ました。 なによりも、表町商店街で、南区の内尾についての話ですから、全てが繋がっているように感じました。 子ども達は、1時間交替で、日ごろから鍛えていますから、元気が良いですし、なによりも礼儀正しいです。こちらは、アーケードがあったので良かったのですが、高島屋の方も、かなり盛況だったようですが、暑かったと思います。 実は、正直なところ、子ども育成会の方々が、子ども達に署名活動をさせる段取りをされていたことについて、かなり最初は驚きました。そもそも、不特定多数に、署名を求める活動自体が、そうあるものではありませんし、政治活動ではありませんが、子ども達にどういう影響があるんだろう?と、思いました。 しかし、それは、杞憂でした。おそらく、スポ少の子ども達もそうでしょうが、彼らは、極めて礼儀正しく、臆することなく、老若男女問わず、素直に、大きな声でお願いをしました。 「僕達のグラウンドが無くなってしまうんです。」と、おひとりおひとりに、明確に説明し、全力投球で、協力を求めていました。彼らの真っ直ぐな気持ちが、本当にすごいと思いました そして、子ども達の訴えや呼びかけに、本当に多くの方が、足を止めて快く署名をしてくださり、みるみるうちに署名が集まり、壮観ともいえる状況になりました。 それにしても、子ども達の力って、無限だなぁ、とつくづく思いました。そして、やっぱり、未来は、彼らのものだとも思いました。大人が守ろうとしているのは、彼らの未来であり、そのためのグランドです。 なによりも、彼ら自身のことについて、彼らが決められる事だってあるし、彼らが動ける事だってある・・しかも、ゲーム感覚で、きっちり楽しんでる・・・。 この夏休みに、最高の体験をしたのではないかしら。青少年の健全育成ということからは、てらうことも、へつらうこともなく、真っ直ぐに訴えて、協力を求める・・・大人ができなくなっていることを子ども達が、見事にやってみせてくれました。それは、感動的な風景でした。 それは、権利主張ではなく、守るべきものを体を張って守る姿勢だったと思います。少なくとも、大人も、彼らを利用していたわけではなく、ともに戦っていたのは間違いありません。 私は、子ども達が署名活動をすることになるとは思いませんでしたし、それ自体も含めて、今までのことが正しかったのかとか、これ以外の展開があったのかどうかも分かりません。 ただ、理想や大義を掲げて、実は、あれこれ小理屈を言って、結局は何もしないという選択では、何も変化はおきません。具体的に動いてみないと、何も動きませんし、見えてこないこともあります。もがきながら進むと、これはもうかなり傷つきますが、動いた者にとっては、この経験は、かなりでかいです。 なによりも、県庁関係者の方には、子ども達に、署名活動までさせてしまった県政の施策推進のあり方について、心から恥じて欲しいです。 正直なところ、知事はもちろん、私自身も、公の奉仕者として、これ以上ない、考えられる最高の恥辱を子ども達から受けたものであると私自身は、認識しています。 その後、大学の後輩にあたられる備前焼の王道を行かれる金重潤平氏の作陶展へ。天満屋5階で、31日まで開催中です。 さらに、今日も、夏祭りのはしご。 オフコース=『生まれ来る子供たちのために』 http://www.youtube.com/watch?v=LW-EAXk5jFU | ||
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