2012年7月18日(水) 【何度でも!!】

 本日は、水曜日恒例のモーニングセミナーからスタート。
 その後、築港で街宣。たいへんに暑い朝で、さすがに、今日は、着替えが必要でした。



 本日は、実は、ここのところずっと調整していたのですが、昼前に、結果として、マスコミ各社の取材がある中で、子ども会育成会の代表の方々が、知事に直接、内尾グラウンドへのメガソーラー誘致の見直しを求めることになりました。

 これも公表しておりませんでしたが、6月6日に、子ども会育成会の代表の方と知事が面談したのちに、誠意ある対応が、行政側から無かったという経緯もあります。

 今回は、私は同席させて頂きませんでしたが、伝え聞く内容には、まずは、多くの嘘がありましたし、特に、知事は、「議会の議決を経ているので撤回しない」と、議会を引き合いに出して、施策の正当性を理由付けして回答。これが、NHKラジオニュースで、流れました。

 もしもこれが、「夢づくりプラン」という中期計画についてであったり、予算の議決であるとすれば、我々の議決というのは、あくまで、メガソーラーについての包括的な推進についての話であり、個別具体的な箇所での議決ではないはずなのですが、この理由付けには、かなり驚きました。



 今回の件については、議員には、温度差があるのは事実ですが、しかし、こうした形で議会の議決が説明に使われることについては、どなたも本意ではないと思います。

 そもそも、こういう形で、包括的な議決を根拠に、事業執行の裁量権を逸脱したような行政の執行が行われるのならば、民主的なコントロールを一切許さない行政権の濫用を生むことになります。

 敢えて言えば、卑怯です。それでも、良かった事は、すっきりと誰もが、決意が固まったことです。
 そして、諦めません。何度でも!!

 DREAMS COME TRUE =『何度でも』 http://www.youtube.com/watch?v=xfIlutKXeAU


 一方で、「道州制推進知事・指定都市市長連合」 の第1回総会で、共同代表の一人を務める石井知事が、国民的な議論を喚起するための具体的な試案を発表しました。

 今後、16年間勤務なら、退職金を手にして、有給休暇消化中でも良いような時期に、選挙で民意を反映する事がない退陣間近な知事が、どこまで政治的な責任が負えるのか。我々が、どこまで付託できるのか。

 正直なところ、頑なな官僚主義が、最後の最後に垣間見えて、今の行政判断が、必ずしも、民意を反映した上での県民福祉の向上に役立たないような気がしております。ある意味、民意に問われないとすれば、もはや怖いものが無い状態かもしれません。

 個人的には、感謝と敬意と礼節を持ってお見送りさせて頂きたいという気持ちは強くありますが、ここにきて、今まで指摘されていたマイナス面が全て出てきており、危険だとすら感じています。

 そもそも誰が、石もて追うようなことがしたいものか。しかし、このままでは、11月議会以降の事後処理が、たいへんなことになります。

 なによりも、繰り返しますが、し残された事があるのなら、今からでも、知事選挙に出られれば良いと思います。

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