2012年5月17日(木) 【越えるべき県市の壁】

 本日は、朝一で、藤田錦で街宣。

 事務作業等をしながら、夜には、2つの地域で、担当者にお越しいただき、県の防災対策事業等に関しての説明会を開きました。
 もっとも、過去に何度も開催していることもありますが、私自身も、苛立ちを覚えるぐらい、突き詰めれば、県市の連携の悪さが、結果的に、事業の進捗具合に、影響を与えています。

 ただ、現実問題、担当レベルでは、予算の適切な執行という意味でも、どうしても越えられない壁があります。
 しかし、これも人命に関わることですから、建前論に終始するわけにはいきません。




 敢えて言えば、我々は、市民であり、県民であり、国民です。税金の納め先や配分先が、どこの行政であろうが、どこが実施主体であろうが、欲しい答えが、ちゃんと出れば良いのです。



 そのための、行政機構であるはずが、いつのまにやら、機構そのものを守ることが目的のような本末転倒の事態が生じています。


 行政の壁を越えられるのは、ある意味で、政治判断ということになりますが、県市をいかに繋ぐことができるか、高度な応用問題ですが、そのために尽力するのが、政令指定都市選出の県議会議員
の役割ではないか、と思います。

 さもなくば、地方において、とりわけ政令指定都市において、本当に県が必要なのかという議論にもなります。いやむしろ、岡山市民の立場からは、県から真の自立を図りたいと思う自分もいます。


 いずれにせよ、県市の連携がまずくて、防災対策事業の進捗具合に影響が出るだの、瑕疵が生じるだのということは、決してあってはならないことです。

 岡村孝子=『五月の晴れた空』  http://www.youtube.com/watch?v=v-cbfBOWW0M

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