2012年2月21日(火) 【遅すぎる補正予算】

 雨が降るよな降らぬよな、三寒四温なのでしょうか、寒い朝、藤田で街宣。

 本日は、農林水産委員会。
 来年度予算の審議がメインになる2月定例会ですが、それに上程される予定の補正予算が協議された今日の委員会。
 特に、第3次補正、第4次補正の成立が極めて遅く、2月定例会で、我々が議決したところで、同時に、翌年度繰り越しも議決することになりますが、それについて申し上げました。

 経済対策として打たれている補正予算が、国から下りてくるのが2月。これでは、あまりに遅く、議決しても、年度末までに執行できません。
 こんな阿呆ごとを何年繰り返すのか。私は、怒りに震えています。

 私自身、僅かの時間とはいえ営業マンでしたから、ノルマを課せられて年度末に数字を挙げるというのは、民間では当然で、仮に、年度末までに発注、受注ができれば、あるいは、助かったという会社もあるかもしれない。そもそも、それが、経済対策です。
 しかも、繰り越しても、4月1日に、すぐに発注できるわけでもありません。

 かように、結果として使えない時期に、経済対策を打ってくる、しかも遅れる理由が、閣僚の失言等で、国会が空転、議論が遅滞することにあるとすれば、国会が、地方の会社を潰し、就職難に苦しむ若者の未来を奪ってしまっていないか、そう思えてならないのです。
 これは、政権与党のみならず、自民党にも責任があります。

 24日には、第4次補正がいくらで、どれだけが、繰り越しか、具体的な数字として出て来ます。単位は、間違いなく、億円です。


 昼には、自民党県連の監査。夕刻には、いさお会館で、人権救済法案の問題点についての緊急勉強会。

 吉田拓郎=『 元気です』
  http://www.youtube.com/watch?v=nYNxOycfS4Q&feature=related

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