2011年8月7日(日)
【後楽園駐車場有料化の議決責任】

 今朝は、朝一で、京橋朝市を経て、花火大会の翌朝ということで旭川の一斉清掃へ。

 考えてみれば、この不景気に、一瞬一瞬で消えてしまう花火で、街を盛り上げようと、花火大会に協賛して下さった企業や、設営、運営してくださった方々には、本当に感謝感謝です。そもそも花火大会があることが、当たり前のことではないですから。
 多くの市民の皆様から、「ありがとう」の一言があってしかるべきなのに・・・翌朝に残るのはゴミです。

 毎年のライオンズクラブのアクティビティで、一斉清掃の集合場所に近いこともあり、いつも通りに、後楽園の駐車場へ。
 私は、今朝は、減免の対象、無料であるものと思っていましたが、有料の表示。ボランティアで、後楽園周辺の清掃に来られた方から、駐車料金を徴収するのか。瞬間、「これは、まずいことにならないかな?」と、思いました。


 さて、その後、後楽園史上最悪の渋滞が発生しました。7月1日の駐車場有料化から、このことは予想できたことです。また、昨夜の幻想庭園も、閉園の午後9時半から、駐車場が空になるまで、1時間も、かかったのです。財政危機宣言後の歳入確保対策として導入された駐車場料金有料化が、県民の皆様に与えた実害ということでは、ファジの試合時の総合グラウンドの駐車場と同じ問題です。

 今回は、キャッスルマラソンと重なってはいますが、これは、毎年のこと。問題が、駐車場有料化、あるいは、運用の仕方にあることは、火を見るよりも明らかです。杓子定規に、いつも通りにではなく、もっとやり方があったのではないか・・・。


 しかし、そうは言っても、議決をしたのは議会です。我々の責任です。

 花火大会、さらに、その後の清掃で中心的に動いていただいている商工会議所はじめ関係の方々や、夏の風物詩となっているキャッスルマラソンの関係の方々、あるいは、そうは言っても、条例で縛りをかけられた中で管理運営している管理事務所の方々、さらには、駐車場の管理会社の方々・・・御迷惑をお掛けいたしまして、本当に申し訳ありません。

 運用上の問題もあるかもしれませんが、7月1日の駐車場料金有料後に、入場者減少、渋滞発生という事態については、予測可能であったと思います。にもかかわらず、これに疑問を呈さず、執行部の提案をみすみす通してしまった議会の責任、とりわけ、地元議員である我々の責任は、極めて重いです。

 私が駐車場を出るまで、1時間半かかりました。身をもって体験したからには、なんとしても、是正します。また、はっきりしていることは、来年度以降、一斉清掃も、キャッスルマラソンも、中止になっては絶対にいけないということです。さらに、地域や地元住民の使い勝手が悪いということは、他県からのお客さんにとっても、良いわけがないだろうということです。

 私達の愛する後楽園。議会では、何度も、何度も、何度も、課題を取り上げてまいりましたが、この施策、運用が本当に正しいのか、改めて問い直します。

 CHEMISTRY=『PIECES OF A DREAM』
  http://www.youtube.com/watch?v=l9hu1iq9QL0&feature=related

Copyright (c) 2011 SHINJI SATO Inc. All rights reserved.satoshin.jp