2010年10月23日(土) 【草刈が難しい】

 本日は、思えば、『はやぶさ』の上映会、講演会が行われていた夕刻の児童会館まで、なぜか北区に長くいた一日でした。

 ところで、河川敷や道路横の草刈りの御要望というのは、昔から非常に多いわけですが、以前と比べても、予算的に厳しいという理由で、なかなか応えられないケースが増えてきました。
 岡山市が政令指定都市に移行して、市に所管が変わったら、草刈が無くなったという話もあります。

 頼んでも、行政に草刈りをさせることもできない県議会議員として、どんどん評価が下がるわけで、行政はゼロ回答で済んでも、こちらは、そうは参りません。ともかく、誰かがやらなくてはいけないのですから、現実的には、これが一番分かりやすい行政の怠慢に見えます。

 実は、『県では、河川の流水を阻害する樹木や急傾斜地の防護壁の管理上支障がある樹木などにつきまして、緊急度に応じまして伐採を行っているところでございます。施設の管理上、直接的に支障にならないものにつきまして、基本的にアダプト制度の活用などによりまして、地域の方々の御協力を得て実施しているところでございます。』というのが、行政の公式答弁です。
 概して、「管理上支障が無い」あるいは、「緊急度が低い」ということで、切られてしまいます。


 ただ、急傾斜地については、そうした主観を伴う判断では済まない場合もあり、制度が必要であると考えています。その前段階として、とりあえず、私も急傾斜地の草刈りをするという話が、進んでいます。あるいは、ちょっと行政自身にも体感してもらわないと・・・。

 思えば、落書き消去も、ペンキや刷毛の現物支給の仕組みは無かったのを制度として創設していったわけですから、県内どこにでも、どんな状況でも適用、対応できる多様なアダプトがあっても良いと思います。問題は、その箇所が解決するかどうかだけではありません。


 それにしても、選挙に関していろんな話が入ってきますが、時々、「誰がために」か分からない話もあります。ぶれるぶれないは、「誰がために」が、基準です。
 『誰がために』  http://www.youtube.com/watch?v=Tb0_EfGhb38

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