2010年2月13日(土) 【宇高航路廃止】

 気持ちの良い春の日差しの中、朝一で、大福の交差点で街宣。立っているだけで心地良く、こういう日なら、軽く1時間いけます。

 今日から、バンクーバーで冬季オリンピックの開会。
 しかし、それよりも、100年目に宇高航路が廃止を決めたことは、地域にとっても、岡山県にとっても、衝撃的な話です。確かに、景気低迷に加えて、自公政権下の経済対策であったETC割引のダメージは大きかったっとも思いますが、新政権のもとで、2012年に、高速道路完全無料化が進むことが、決定的でありました。

 学生時代に、瀬戸大橋が開通した頃、むしろ、青春18切符でも乗ることができる青函連絡船や宇高連絡船の廃止を惜しんで、乗りに行ったりしましたが、宇高航路そのもの廃止は、これも時代の流れかなどどと、感傷に浸っている場合ではなく、計り知れない影響があると思います。
 中四国州の夢を結ぶルートの一つが無くなり、航路開拓、港湾行政や、中国地方の玄関口である玉野市そのものまちづくりの今後が問われます。
 また、まさに生活の足として使われていた方々の影響は?また代替え手段がどう確保できるのか?県は何ができるか?課題山積。

 特に、夏の瀬戸内国際芸術祭では、直島航路は生きるのでしょうが、高速道路の無料化と引き替えに、減便されても、24時間稼働していた航路が途絶える・・・極めて深刻な問題として受け止めます。

 四国フェリーの音楽や、船内の風呂は好きでしたが・・・。ただ、あれも、ETC割引がない頃、家族で呑気に行ける時間的余裕があるときの選択ではありましたが・・・。


 今日は、明誠学院特別芸術コースの卒業制作展にお邪魔させて頂きました。特に、今年は団体が強いのですが、書道の甲子園と言われる大会も含めて、全国的な大会で、優秀な成績を収める書道系については、毎年の事ながら、女子高生から、書の見方について丁寧な解説を頂きました。
 ただ、受験シーズン本番。悔いのない戦いをして貰いたいもの。


 明日、午後5時から、伊島の県立児童会館で、その未来について考える会があります。もちろん、存続を目指す話し合いです。
 かなりの積極予算を組む倉敷市では、水島サロンも倉敷チボリ公園跡地も、方向が見えてきましたが、2年間延長はしましたが、児童会館については、その廃止を許さないための最後の戦いがいよいよ始まります。この件は、私も、緩めません。
 どうか御関心があれる方の積極的な御参加を!!

 鳩山兄弟は、根っこが同じなんですから、宇宙鉄人キョーダインを見習って、仲良くした方が良いと思います。単純に見苦しいです。
http://www.youtube.com/watch?v=sKMoIk3PnUQ

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