2009年10月20日(火)
【紅葉の始まる吉備高原都市】

 曇り空で少し肌寒い中、劇的なことは起きぬまま、築港で街頭演説して、行財政改革・道州制等特別委員会の県内調査の一部に合流させて頂き、吉備高原都市に上がりました。

 計画面積は、1912haで、平成5年には、前期の432haの基盤整備が完了し、平成11年には、後期計画Aゾーン180haが完了していますが、平成14年の整備方針のように、ともかく、整備済区域の活用が先で、残りのB〜Eゾーンの700haについては、とても動かせそうにありません。

 人口3万人の目標ですが、整備済区域の計画人口7000人に対しても、現在昼間人口2896人、夜間人口2068人であり、住宅分譲については、住宅供給公社自体が解散に向けた資産処分の一環として、事業者を対象に分譲を行っているものの、分譲率は、58.6%、特に、後期分420区間が、24%と非常に厳しいものがあります。

 ただ、平成19年には、総合教育センターや駐在所も立地され、産業区には、幾つかの進出企業もあります。
 しかし、一方で、息子も大好きだったニューサイエンス館は、この3月末で、ひっそりと閉鎖済み。二十一世紀の森も、譲渡先を模索しているところであり、明るい話題が少ないのも事実。

 どうにかせーや、知恵を出せーや、と言うても、どねんすんなら?というのが、実際のところです。
 少なくとも、更地にして、地権者に返せるようなものではありません。


 石井知事の施策の中で、箱物としては、岡山県立図書館は全国一の貸し出し数で、駐車場以外は、成功と言えると思いますし、ルネスホールも、指定管理者の力で、岡山の文化の殿堂になっています。
 駐車場については致命的ではありますが、相談機能を集結させている総合ボランティアNPO福祉会館(きらめきプラザ)や天神山文化プラザも、成功の部類に入ると思います。

 しかしながら、倉敷チボリ公園や水島サロンや吉備高原都市など先の知事の色濃い施策については、はじめから凍結、廃止、中止ありきで、継子いじめのような冷たさを感じています。
 本当に、どうしようもなかったのだろうか???

 少し紅葉が始まった吉備高原都市には、政治のロマンを感じます。時代が悪かったと片づけられては、地域に方にはたまらないものがありますが、まさに県政の最大懸案です。


 明日から、天満屋地下ギャラリーで、ライオンズクラブの写真展が始まります。半切なのに、A3で出展したわけですが・・・。


 今夜は、これからまたお引っ越し作業。棚を動かします。あと10日で、平和町事務所の撤収をしなくてはいけないわけですが、なんせ時間がかかるのは、他人様に言えないような代物が溢れているからであります。くだらねぇもんが多いよなっ。
 私の致命的な欠点のしょーたれと言われたら、その通りなのですが、なんせまぁなんやかんや捨てられない物が多すぎるのです。他人様には価値のない物ばかりなんですが・・・。

 秋なので、ほしのあきでなく、アンジェラ・アキ=『手紙』
http://www.youtube.com/watch?v=6WP35ieknH4

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