2008年12月11日(木) 【一般質問最終日】

 今日も地元の新聞の「記者の目」は、記事の語尾に、「?」を付けていました。記事に、?を付ければ、主観そのものの記者の感想文です。


 一般質問最終日。久方ぶりに予備日を使わず、3日間の質問戦でしたが、ともかく、抽象的な議論に終始し、やはり、知事のマインドは伝わり難いものがありました。

 特に、水島コンビナートに代わりうる産業クラスターを造るという話は、どうも「ミクロものづくり」がイメージのようですが、「バイオアクティブ」「ハートフルビジネス」「メディカルテクノ」の柱を並べていたはず。結局、コスト削減以外の岡山の明日の飯の種を知事は、積極的に造ってきたのかな、なんで造っていくのかなと疑問に思います。具体的にどう動くのか、全く見えてきません。
 日本中が同じ事を言っているのに、「なんとか先進県」という表現が、13もあるらしいです。

 すっかり、もう登壇する気でいますが、2月定例会は、「自転車産業」「航空産業」というプラットホーム型産業の創出で、歳入を上げる提案をします。どうも知事は、儲ける話は出来そうにないというのがよく分かりましたが、議員も、提案しないといけません。


 一方で、荒れるのは、自民党の議員団総会。今回の行財政構造改革プランの中の道州制についての議論が不十分という声が強く、結局、我が総務委員会の付託事件になるのですが、見切り発車で、可決するしかありません。
 申し上げたのは、大綱を議論するには、時間が短すぎること。上程直前に、我が委員会の議論を受けて、当局が文言を変えたことも問題視する声。

 さらに、問題の消防防災ヘリコプターです。知事が提案理由で、導入とだけ言って、直後の総務委員会で、納期遅延の報告というのも意味不明。それを我が党の代表質問で、聞けるはずなのに、なぜ問わなかったのかということも、問題視の声。
 わざわざ総務部長が陳謝に来ましたが、ともかく、遅延の理由が分からず、事態は益々悪化。

 今回の議会は、当面の経済対策に加えて、道州制と消防防災ヘリコプターが、知事選挙のしこりのように争点になりましたが、いずれも、総務委員会の所管。

 今年の総務委員会が揉めるのは、総務委員長が悪いからだと冗談?を言う、仲の良い某議員。おめぇ、やってみぃ〜!!
 本当に、委員長を外れた6月定例会で、言いたいことがどれだけあるか!!!

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