2008年11月4日(火)【知事復活折衝始まる】

 知事選挙が終わって、予定通り、本日は、自民党財政再建対策プロジェクトによる知事(復活)折衝。11月18日の常任委員会には、最終案が示されますので、議論も大詰めです。

 もはや何事もなかったように事は進んでいきますが、知事選挙の結果によっては、このあたりが全て吹っ飛んでいました。その点においての混乱自体は避けられましたが、内容自体は、決して愉快な話ではありません。


 本日は、プロジェクトで、「岡山県財政構造改革プラン(素案)」に対する重点復活要望を取りまとめ、議員総会でも了解を得ていたので、それをもって折衝。今まで党幹部が行っていたので、知事折衝の場は、私は初めてでした。

 もっとも、夕刻には、市町村会もマスコミオープンで折衝を行っており、あるいは、明朝の新聞には詳細も出ると思いますが、現時点では、復活されたものの詳細は、控えたいと思います。

 一部、総務部会的には、私学助成の大規模な一部復活という成果は見込めそうなものの、私学経営の観点からの復活はさることながら、一連の過程において、私学に通う生徒や、その保護者を傷つけたことについては、知事に直接苦言を申し上げました。

 さらに、県立児童会館には、知事に直接訪問して欲しい旨、さらには、シンフォニーホール内の観光物産センターの代替については、中心市街地活性化、商店街活性化の観点から、空きテナントを作らないようにフォローすることも代替に含むべきだと、強く申し上げました。


 ともあれ、小一グットスタート事業の当面の26週の維持なども期待できますが、復活の規模は10億円程度。たちまちは、職員給与カットを財源にするような部分もあり、大規模な復活は望むべくもありません。

 一方で、麻生総理の臨時経済対策が、巷間言われるとおりの1兆円規模なら、少なくとも、50億円は、県に入るはずですが、これはどうなることやら。
 政局で動かれると本当に地方が困るのですが・・・。

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 本日は、桃太郎スタジアムの前で、子ども安全サポートカーの出発式も行われました。総務委員長は来賓で呼ばれてはいないのですが、勝手に参加。

 昨年4月から、警察スクールサポーター26名が、県下22警察署に配置していますが、その専用車両26台が配備されたのです。
 本日は、伊島幼稚園の子ども達から、花束を贈呈され出発。

 いわゆる安全安心まちづくりのネットワークの中で、青色回転灯をつけた防犯パトロールの一般車両が各地で、多く走っていますが、子ども安全サポートカーは、パトカーのようでパトカーでなく、なぜかかわいい日産マーチの白「青」ツートンカラー。

 少なくとも、月に一度は、各小学校区の防犯パトロールの先頭に立つことになるのかしら。もっとも、ガソリン代は、公費で、随行しても私費ですから、そのあたりについて、議論になると思います。


 しかし、ファジアーノ岡山が、J2に上がろうかと言うときに、本拠地桃太郎スタジアムの前の津島遺跡の風情は確かに気になります。これは県民の皆様にとって、不思議な風景になりました。
 我々にも、説明責任と今後の活用責任があるわけですが・・・。

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