2008年6月30日(月) 【供託受理保留】

 今朝、「今日、供託に行こうと思う」と言うと、妻が、「おめでとう」と言いました。足軽?とはいえ、さすがに武士の妻・・・。

 本日は、期末手当の支給日で、朝一で、銀行へ行き、手取り分を引き下ろし、そのまま法務局へ。選挙の際の供託以来の供託の手続きへ。

 公職選挙法第179条第2項で、給与の辞退または返上は「寄附」に該当するため、例えば、交通費の過剰支給に当たる費用弁償については、民法494条に基づいて、法務局で供託するというのが、全国的な流れです。


 全国的に、給与についての供託という例がないため、「供託の原因たる事実」について検討するということで、供託書は、受理されませんでした。全国の地方議会にも影響があるため、1週間程度、答えにかかるようですが、法解釈上は、供託事由に該当し難いと判断されそうな雰囲気ではありました。

 一応不完全な形ではありますが、本会議場で申し上げたわけですから、今後どうなるかは分かりませんが、意思表示として、こうしたということは、議会事務局や報道関係にはお知らせしました。


 この先のことは、どういう反応があるのか分かりません。明確にこうなると先を読んでしたことでもありません。明らかに評価が分かれると自分でも思います。人造人間キカイダーのような中途半端なことにもなりそうで、見通しも決して明るくありません。

 前例がないため、戦略の立てようもありません。

 そういうことをする奴がいたら、まぁおもしろいだろうな、でも、そんな奴は、まぁいないだろうな、とは思っていましたが、自分でやると、本当におもしろくありません。

 自民党は、既に議会内の財政改革プロジェクトを立ち上げており、県民の皆様に御納得頂ける改革案を早晩お示しできるものと思います。
 そう考えると、何も先走ることもなかったかもしれませんが、本会議の発言の重さを示したわけで、責任をとるということはそういうことで、あらゆる批判も覚悟しないといけません。
 ドアラのように、フリーダムが愛されると良いのですが・・・。


 午後から、花の輸入動向に関するシンポジウムを聞きに、農政局に行きましたが、さすがに、胃が痛いような気がして、早々に退席。

 しかし・・・県民の感覚からして、普通と思える事ならば・・・理屈はあとから、きっちりついてくるのかもしれません。

 マスコミからの電話に対応していたら、携帯電話の電池が切れました。大問題に発展するほど、あまり取り上げられないと思います。

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